時速と距離の関係 | ざくおのブログ

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S-8を降りてから早や7年・・・
ただでさえ若くなかった現役当時から7年の加算・・・
しかし、復活を目指して本気でコソ練を始めた今日この頃♪

そんな私のバイクにまつわるこだわりやオモシロネタ?
を頑張って紹介していきます!!

良く皆さんが口にする、ローガーで計測されたトップスピードですが
たかが違っても2~3km/hでしょ?
って思いますよね?^^;

でも、それを計算していくと色々と現実的な事が見えてきます。
例えば車両Aと車両Bの差が2km/h差があったとしましょう。
たかが2km/hの差ですが
車両Aが止まっていて0km/h 車両Bが動いていて2km/h
この差を1秒あたりに換算すると、55.5cm/sです。
これが車両Aが150km/hで車両Bが152km/hの場合でも1秒後には55.5cmの差が生まれます。

これ、トップスピードに限った話じゃなくて
加速中やブレーキングの時にも同じ事になってます。

こう考えると結構大きな差だと思いませんか?



あと、良く勘違いしている人が多いのが
”ブレーキングで前との差が詰まる”
の内訳ですが、前のマシンとの差が1秒あったとします。
”ブレーキングで前との距離が詰まる”
これ、当たり前の事なんですよね。

スピードが極端に落ちるんだから
スピードが落ちた瞬間の前とのタイム差が1秒のままだったら距離も自然と詰まります。
逆にスピードが上がれば上がるほど、同じ1秒差でも距離はどんどん開きます。
少し分かりにくいですが
1秒の間にどれだけの距離を進むことが出来るかっていうのが秒速ですよね。
時速150km/hを秒速に換算すると、0.0416666km/s=41.6666m/s
時速150キロで走っている瞬間は1秒の間に約40mも進んでいます。
それが半分の時速75km/hの場合は同じ1秒の間に約20mしか進みません。

これを逆手に考えると
ストレートエンドで150km/h出ていて前との距離が40mあったんですが
その直後にヘアピンがあってブレーキをかけて75km/hまで落としただけで
前との距離は20mです。
ブレーキで詰めるって事はそれ以上に差を詰めないといけないんです。
ここをきっちり頭にいれとかないと走っていて錯覚に振り回されてしまいます^^;





って、ここまで書いたけど計算とか間違ってたらすいません^^;