特別さはないが綺麗に纏まった味わい・・・
札幌市内では1・2位でお気に入りの珈琲を飲ませてくれる「襟巻珈琲中毒店」が店名を「ERIMAKI KOFFEE」と改め移転
今度は「厚生病院」南向かいビルの一階
以前と違い明るくコンパクトになった店内
そんな中で相変わらず煩いほど珈琲馬鹿な店主は健在
レジ前でMENUを眺めオーダーは「DELICIOUS BLEND@550」(pay pay払い)
毎度の事だが「そんな調子で良いの？」と尋ねたくなるほど、ゆっくりと丁寧過ぎる手順のハンドドリップ
店内には７～８席ほどのテーブル席も用意されていて、そこへ腰かけ待機８分
店主はドリップする間も先客と珈琲談議に戯れる
この人の脳内は間違いなく珈琲に100％毒されている
淹れた珈琲を受け取り店を出てゆっくりと札幌駅方面へ歩きながらいただきます
途中通り掛かったファクトリー隣の「永山記念公園」ベンチに座ります
ちょっと低めの湯温はこの豆から珈琲を抽出するのにピタリとハマっている
輪郭のはっきりした苦みに弱い酸味と軽いフレーバー、特別さはないが綺麗に纏まった味わい
洗練され完成した珈琲が、この価格で飲めるのは非常にコスパ良い
最近何か勘違いしたように出来の宜しくない珈琲を700円だ800円だと高額な値段で飲ませる店も多いが、是非謙虚で前衛的な「ERIMAKI COFFEE」を見習って欲しいと思う
また時々伺わせて貰います
ごちそうさまでした。