さすがにこれにはビックリ・・・
久々の稚内です・・・
帰りの列車迄2時間待ち
食べログ活動し放題の2時間
あれこれ食べたり飲んだりしながら時間を潰します
数軒目で伺ったのは「くるくる。稚内店」
店舗前でMENUを確認しテイクアウト目的で入店
「カラン♪」と扉を開けると奥の方から親父がズカズカと歩み寄り「いらっしゃいませ!」
ちょっと怖ぇ・・・
「たい焼き下さい」と声を絞り出すと「予約制でやってるんで20分くらい掛かりますよ」とぶっきらぼうに云う
店舗前の貼り紙にも書かれていたので承知の事
次の列車まで2時間待ちだ・・・旨くなるなら1時間掛けて焼いてくれても構わないが・・・
オーダーは「小倉あん@150」と「カスタード@150」
店内すべては見渡せないが半個室のボックス席が10卓は有りそうで結構広い
入口付近の席へ座り待機・・・
大将はガス代に火を点け奥の厨房から生地を運び早速焼き始める
待つ間にMENUを拝見・・・「お好み焼き、焼きそば、焼きめし、豚キムチ丼、ドリンク類、デザート」など
20分待ちと云われたが15分ほどでの完成
「大変お待たせしました」・・・少し丁寧な関西訛り・・・きっと関西の人なんだと思う
紙袋に詰めて手渡されます
駅まで歩きながら「小倉あん」を味見
食べてビックリ
親父のぶっきら棒な対応や見た目とは全く正反対で、ふっくらとしたパンケーキのようなフワッとした生地は絶妙な食感、繊細な生地に甘さ控えめの小倉あん
昔ながらのたい焼きとは少し違うが、とてもあの親父が焼いたとは思えないほど上品な味わい
偏屈なモノ言いは旨いものを作るための拘りなんだとさえ思えてしまう
いや、これには正直驚いた
きっとお好み焼きや焼きそばも絶対旨いに違いない
機会が有ればお好み焼きでビールなんぞ一杯やってみたい・・・そう考えただけで目じりが下がる
北の最果ての名店です
ごちそうさまでした