天ぷらも丼もありませんので要注意・・・
JR「百合が原駅」周辺散策一軒目は「蕎麦処 道香庵」
店は駅から徒歩10分ほどの北光線沿い西向き、店舗前の駐車スペースは4~5台分
開店時間の11時半に店の前へ到着するが開店する様子は無い
正直店のファサードは枯れ気味で少し雑草などもあり「営業してるのか?」的見映え
「参ったなぁ・・・」とスマホを取り出し近場の店を探し出し3分程経った頃、ご主人らしきがカラカラと軽い音の引き戸を開け緑の暖簾を掛ける
ひと安心で口開け一番乗りで店内へ
キャパはカウンター3席(テーブルを厨房の壁に寄せただけの簡易的なモノ)、4人掛けテーブル2卓、小上がり2卓
高い所に設置されたテレビからはニュースが流れる
ご主人らしき親父さんのワンオペ、お冷やはセルフ、壁には「新そば」の貼り紙
MENUは壁のあちこちに貼られているが「冷蕎麦10種、温蕎麦7種」とかなりシンプル
オーダーは「もり@750」・・・レビューを見て予習して来たのだが100円値上がりした様子
5~6分ほどの提供されるまでの間に4組5名の後客・・・意外と人気店のようだ
運ばれたトレーには「蕎麦、猪口、薬味、箸」・・・少し遅れて蕎麦湯
いただきます
蕎麦粉は「中川、中標津、斜里」などの道内産を時期や出来などを見て使い分けているとある、ほんのりな香りに手打ちらしく所々不揃いなのも、それらしくて良い
麺線は素麺よりも細くかなり微細で不揃い、よくこんなに細く打てるものだと感心しきりだが、細ければ良いと云うわけではないようにも思う・・・コシはそこそこだがどうも噛み応えにイマイチ納得が行かず、これを温蕎麦にすると益々難しいのではないかと心配にもなる
以前のレビューを読み返すと以前はこんなに細くはないようにも見え、最近になって変えたのだろうか・・・
反してツユはカツオの風味がしっかりのほんのり甘めで、この蕎麦には強すぎるように感じた・・・カエシがこれなら絶対温かい方が旨そう、しかし蕎麦は温蕎麦には向かないと云う相反するモノがひとつになっていて非常に歯がゆい
蕎麦湯は量もたっぷり白濁として旨い、口開けでこれなので粉溶きだと思われる
客には常連さんも多いようで、店主は「お久しぶり」「元気だった?」「いつものでいいの?」などと気さくに声を掛ける・・・客をここまで掴んでいると云う事は、この味に納得して通う人が多いのかも知れず、自分のようにゴチャゴチャ抜かし頭で食べる必要はないのかもと少々反省
あ~だこ~だ云いましたが不味い蕎麦ではないです、ただ好みの蕎麦には乖離してるな・・・とw
MENUはかなりシンプルで天ぷらも無く、丼ものやセットMENUは有りませんのでご注意ください。
ごちそうさまでした。