個人的に色々と嫌いじゃないですが・・・
休日に自転車を漕いで八剣山まで20キロほど、旨い蕎麦を食した後ゆっくりと帰路につきます
途中かき氷を食べたりソフトを食べたりでお腹は少々冷え気味
ふと今日はコーヒーを飲んでいない事を思い出しました
国道230号沿いで以前から気に成っていた「藤珈琲店」へ立ち寄ります
しっとりと落ち着きのあるえんじ色の外壁
駐車スペースは店舗前に5~6台分
店へ入ります
静まり返った店の奥から「いらっしゃいませ」と中年男性が出迎える
カウンター8席、テーブル8席
「お好きな席へどうぞ」と促されテーブル席へ座る
飾られている絵画に値段表示されているが、そんな商売もされているのだろうか
お冷を頂きMENUを拝見
珈琲はブレンド、ストレート共に充実の品揃えだがストレートは全種類品切れとの事で「マイルドブレンド@400」をオーダー
割ときちんと作られたMENU表なのだが最終頁に付け足したような手書きの「ウィスキー、ブランデー、リキュール、ジン ¥1,000~」・・・いかにも安っぽく、やるならきっちりの方が良いのではないだろうか
店の造りは悪くないのだが、なんとなく諦めてしまった感のある店の雰囲気
店の奥で豆を挽き丁寧に淹れられているようだが、見えない場所での仕事なので様子は分らない
待ってる間、しんと無音なのは殺風景で色々と勿体無い気がしますね
提供まで10分ほど
しっかり温めたカップに注がれた珈琲は基本に忠実な所作で淹れられたのが良く分る味わい
カップは触るとキュッと音のするのような触感で、清潔さを感じる真っ白なもの
味云々の前に珈琲と真正面から真摯に向き合う姿勢を感じます
マイルドがこれならフレンチの方が自分の好みには合いそう
この珈琲が400円で飲めるのは安いです(テイクアウトは300円)
立地的に客数は少ないのかなぁ
しかし秘境を武器に流行っている店もありますからね
個人的には色々と嫌いじゃないですが、気の利いたBGMは欲しいところ
ごちそうさまでした
また機会が有れば