上質な雰囲気を醸し出す「おひとり様カフェ」
営業日もロクに確認せずノコノコ出向き店休日に中る
自分が悪いのだ、しかしつくづくツキが無いとも思う
後日再訪したのは ”おひとり様専用カフェ” 「喫茶カルメル堂」
2023年8月現在 食べログ評価「3.47」レビュー数76件、保存数6261人の人気店
場所は「南1条西6丁目 KYビル」の6階だが1階にはこれまた有名な「175℃ DENO担担麺」の本店、同ビル内には他にもお薦めな店が入居している
エレベーターを6階で降りると「営業中」の文字・・・隣は美容室と云うのもなんだかノスタルジック
レトロ感たっぷりな木製のドアに、なみなみのアンティークガラスに金色の文字で店名が書かれる
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少々軋み音のするようなドアを開け店内へ入ると、そこはビル内の店舗とは思えないしっとりした上質に仕上げられた「THE昭和」な異次元空間
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先客3名、当然ながら全てソロ客、全員若い女性と云うのも頷ける
「いらっしゃいませ」と出迎えてくれたのは二人の女性スタッフ
お好きな席へと云われカウンター席へ座る
程なくしてお冷と使い捨ておしぼりの提供
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MENUを拝見・・・ドリンクは珈琲、紅茶、ほうじ茶とそれをアレンジしたもの、フードは「キッシュ、サンド、どら焼き」など意外とシンプル
実は期間限定の「檸檬どら焼き」狙いだったが、伺ったのが夕方だったため売り切れていた
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オーダーは「深煎りブレンド@630」と「洋酒漬けドライフルーツとナッツの生チョコレート@400」
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ハンドドリップで淹れられた珈琲は「洋酒漬けドライフルーツとナッツの生チョコレート」と一緒に7分ほどで目の前へ置かれた
いただきます
珈琲は無駄に苦過ぎずほんのりとした甘さと弱めの酸味、計算されたような深煎りで、綺麗に決まった体操の着地のようだ
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「洋酒漬けドライフルーツとナッツの生チョコレート」は小さく平らな瀬戸の小皿に2切れ盛られ金色の細いフォークが添えられる
MENUの説明によると「ラム酒に漬けたイチジクとレーズン、ローストしたナッツがごろごろ入った生チョコレートはしっかりと洋酒が効いています」とあります
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続いて「お酒の苦手な方や車の方はご注意ください」と書かれるほどの ”きっちりアダルト風味”
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元のチョコは甘さ控えめで苦みも酸味も弱め、どちらかと云うとボヤっとした味わいで洋酒の香りが全面に出る
イチジク、レーズン、ナッツと具材の量が多く歯触りが楽しい
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余談だが、添えられた細いフォークでは非常に食べずらく改善して欲しいように感じた