店の雰囲気はさて置き・・・

 

 

釧路へ向かう途中の「西庶路」・・・ここらでお昼にしようかなぁ、って時間はすでに15時少し前



軽く食べられりゃいいや、と目に止まった蕎麦屋に停まる



未舗装で広めな駐車場を備える「そば処 松風庵」さん



こんな時間で当然先客はなし



店へ入ると母さんはテレビを見ながら寛いでいた様子だがゆっくりと立ち上がりお冷を運ぶ



小上がり3卓、テーブル3卓、壁には色褪せた漫画本、テレビは昼の情報番組で「緊急事態宣言解除」の話題



店内は薄暗く殺伐として清潔感に欠ける



若干べた付く感じのMENU表を手に取り「かしわそば@650」をオーダー



厨房にはご主人らしきでご夫婦の様子

6分ほどで到着



黒いトレーに乗ったのはかしわ蕎麦の丼と若干ヨレた刻みネギの小皿



いただきます

表面にザラ感を感じる蕎麦は更科風で白く細い、温にしては蕎麦にダレた感が無く弱いコシを感じ町蕎麦らしいしっかりした量で丼の中で手繰るのに苦戦



かしわは親鳥で当然ながら食感は硬めだが出汁が良く出て個人的には若鳥よりも好み



たっぷり入った熱々のツユは鶏の出汁が出てほどほどに旨いのだが、さすがにこれを全て飲み干すには度胸と気合が要る



途中で一味を振って味変したが鮮度が良いのか質が良いのか結構辛い



途中で常連らしき後客でオーダーは「おおもり」・・・この蕎麦には冷の方が良さそう



店の雰囲気はさて置き、また食べても良いなと思わせる蕎麦だった



次回は絶対「もり」だ



ごちそうさまでした