色んな意味で面白い店でお薦めです

 

 

 

 

日曜定休との事で平日昼時に緊急訪問たしのは「立ち食いうどん 木の葉天狗」さん



平家建ての工場をリメイクしたのだろうか・・・手作り感満載な店内装飾



広い工場の一部を銀色のなまこ鉄板で厨房とフロアに仕切り天井に板を張ったような造作、床も当然ながらコンクリートの打ちっぱなしだ



武骨な高めのテーブルも自主制作したものだろう



南側の壁の高い位置には神棚が祭られる



店内に椅子は無くトレーの引き取りや下げはセルフで店内には大きなテーブルがふたつのみ



賛否両論意見は分かれそうだが個人的なは十分にアリだ



穏やかな初夏の温かなお昼時、大きく開放された入り口のドアは開け放たれていた



店の前に出されたボードの営業時間は9時~14時、日曜祝日定休で朝うどんも可



入って左手に券売機…メニューは肉うどんの温、冷の2択でサイズは「並@500、中@600、大@700」の3種



500円硬貨を投入し「並の温かい釦」を押下



券売機隣の「お渡し口」と書かれた窓口の若い女性に食券を渡す



2分ほどで「おまたせしました」とトレーで出されたのは「肉うどんの丼、薬味の小皿、空のグラス、箸」



テーブル上のやかんからお冷を注ぎ、いただきます



うどんは弱く縮れた太めでしっかりとしたコシ、全粒粉の小麦を使用し饂飩の所々に薄茶色の星が入る



全粒粉の風味なのか独特な香りを感じる



ツユは中程度の出汁加減、濃淡は程良くうかうかしていると最後まで飲み切ってしまうほど口当たりが良い



ツユは「いりこ」で出汁を取ったと記載されている…「いりこ」は東日本では一般的に「煮干し」と呼ばれ同じモノだ



西日本出身の方が経営されてるのだろうか?



途中で卓上の「すりだね」と書かれた調味料を途中で加える…器に「唐辛子や黒ゴマ、高知県産の実山椒などを焙煎してから米油と合わせました」とある



「辛味が強いので入れ過ぎにご注意下さい」と合ったので張り切って山盛り小さじ一杯分ほど投下してみた、程よい味変で山椒の風味が心地よい、柚子の香りも感じたが入ってないのだろうか?



インスタグラムには
「天狗三部作(木の葉天狗→鴉天狗→大天狗)の始まり。
天狗三部作の一作目は立ち食いうどんの店、木の葉天狗。とある

https://www.instagram.com/udon_tengu/




二店舗、三店舗目も計画されているのだろうか・・・



店は確かにチープでガサツだがコンセプトが鮮明でしっかりプロデュースされているようで、新店に関してそれはそれで楽しみだが、まずこの店のMENUを少し増やしては頂けないだろうか・・・



この饂飩で天ぷらを食べたいと感じる輩は結構多いように思う



退店時「ありがとうございます、またいらして下さい」とご主人らしきに見送られた



今後が楽しみな店です、少し時間を置いてまた再訪したい

ごちそうさまでした