今はもう動かない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事の合間に少し時間が空きコーヒーを飲める場所を探します



中の島通りと環状線の交差点付近にかなり昔から存在する一軒家cafe「不思議な国のありす」さん



自分が札幌へ移住した三十数年前には既にこの場所に存在したように記憶しており、途中経営は変わっているのかも知れないが入店するのは初

※少し調べたが・・・「HO」に依ると35年以上営業を続ける老舗らしい


時間は10時過ぎで先客は居らず70代ほどの男性のワンオペ



ゆっくりと静かに「いらっしゃいませ」と出迎える



窓際に沿ってくの字型に4人掛けが8卓、壁際席は繋がったベンチシートだ



静かに流れるヒーリングミュージックはゆったりと心に染み渡りのんびりと落ち着いた気持ちで過ごせる



フロア中央に掛けられた大きな丸い時計は「2時43分付近」で動かず、まるで時間が止まっているかのような錯覚に見舞われる


店名は云わずと知れた1865年に刊行された「ルイス・キャロル」の児童小説のタイトル・・・少女アリスの夢の中で繰り広げられるファンタジー冒険アドベンチャーだ、あらゆる言語に翻訳され発行数は「聖書、シェークスピア」に次いで多いとされる



「ジョン・テニエル」の描いた鮮烈な挿し絵も世界的に有名で本文と併せて社会風刺やパロディに良く使われ目にする機会も多い


オーダーは「炭焼きコーヒー@450(税込)」



ゆっくりと10分ほどで運ばれた



中煎り〜深煎りの深みのあるタイプ、酸味はほぼ有りません



チンチンの熱々な提供で淹れた後に再加熱? どちらにしても風味が弱いのは豆の性格の他に淹れる温度が高過ぎるように感じる


11時を回った頃パラパラとお客さんが増え始め、女性スタッフ(奥様?)も出勤してきた



店舗裏に駐車場も有り、ネットを見るとランチタイムは近場の勤め人などで混み合う人気店のようだ



こんな喫茶店で昔風の「ナポリタン」が旨かったら良いな~と思わせる様なレトロな店だ

また機会が有ればゆっくり伺いたいです

ごちそうさまでした

 

 

 

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