14年前、離婚した。
それまでの半年間、身近にいて
ずっと関わり続けてくれた友人の
折伏で入会して、
言われるままに活動家として
頑張った時期もあった
でも、活動していく中で
疑問に感じることや
どうしても受け入れられない指導もあり
それに 納得いく答がみつからなかった。
入会の時に
受けるは易し、たもつは難し
と、教わった。
どんな魔が襲ってきても、
決して疑う気持ちを持ってはならないと。
でも、私は
確信を持つことができないまま、
役職につき
沢山のジレンマと戦うことになった。
そして、幹部のある一言が
すんなりと府に落ち、
活動から退くことを決めた。
それは、
全ての原因は不信にある。
というもの。
信じられないのに
この宗教の信者ではいられない
すぐ、退会したかったが
会員数を減らすというのは、
組織にとってのタブーらしく、
何もしなくていいからと脱会は
止められた。
その時に、あり得ないことが提示された。
役職を退く条件として、ひとつ上の役職の副職となること。
意味わからない。
リタイアするのに昇進って…。
これが、ますます私の中の不信感を増長させた。
ごねてごねて
副なんとか婦人部長の肩書きを外してもらったが、
こんなことは、今までに例がないと言われ
また、驚いた。
つまり、役職なんて意味がない。
名前だけの なんとか長が、わんさかいるということだもの。
そして、数年が経ち
いろいろなものを手放そうと
考え始めた時に
いちばんに浮かんだのが
この信心のシンボルである ご本尊を返却して、完全に退会すること。
4月に申し出た時
ちょうど選挙戦のさなかで
選挙に熱い学会の人達は
半端なく忙しそうだったので
落ち着いたら連絡をもらう約束をしていた。
昨夜、近々時間を作ってほしいと
やっと連絡があり、
そこで決心が固いことが確認できたら
退会の届け出をしてもらい、
ご本尊を返却、持ち帰りますということでした。
ここで、2ヶ月かかったのは
婦人部長の個人的な理由、
多忙であったため
ということだった。
これが入会だったら
先伸ばしにはしてないだろうが、
退会となると
いつでもいいやという感じ？
こっちも退会できると
わかれば、いつでもいいやと
荷が軽くなったような気持ちでいたので
急かすこともしなかったけれど。
その間、
紹介者からの確認
（ほんとにやめるんかね？みたいな）
が入り、
ようやく土曜日に、
手続きに参ります。
との運びにこぎつけた。
やっと…
親に反対され、
妹に嫌われ、
離婚、親権裁判の不利になり、
たくさん
お金も使った
得たものも あったかもしれない。
困難をすすんで引き受ける生き方。
嫌いな人こそ、幸せを祈れという教え。
それを差し引いても
理解しがたいことの方が多いから
やめることに
躊躇する気持ちは湧いてこない
学会の人が悪ではない。
信じることができる人の信心を
否定しようとは思わない。
でも、私は
もう関わらない。
世界中のおかしな事態
止めることのできる指導者
どこの宗教にもいないじゃない？
誰も、出ていかない。
平和と、人々の安全
それ以外の祈りなど
叶ったところで世界は変わらない