最初に。
今回陣発からの無痛分娩を選択しました。
が、分娩の進みが早すぎて
ほとんど麻酔が効かないままの出産となりました。
あくまで私の場合でしたが、
2人目を無痛分娩にしようと思ってる方で
計画無痛分娩ではない方は
少し参考になるかもしれません。
[出産前日]
朝から薄らお印あり。
昼間は粘液栓のみで出血なし。
昼寝後気持ち悪くなってくる。
↑
なんとなくこの気持ち悪さは
陣痛きそうな気がしてた。
張りはあるものの
そこまで気になるものではなかった。
夕方主人帰宅。
明日の日中陣痛が来たら
帰って来れないと言い出し喧嘩勃発。←
とりあえず自分と息子の分だけ食事。笑
そもそもは主人の確認不足だったらしく
もうこればかりは仕方がないとなり
悲しいけどテレビ電話の立ち会いもできないね
って感じで半ば諦める形で一件落着。
主人にご飯を提供。
その間に息子と一緒にお風呂に入る。
ここでも大量の粘液栓に混ざったお印あり。
最後2人きりでお風呂入れたのは
結果オーライでよかったかな！
その後寝かしつけ、すぐ寝てくれて
リビングに戻ってストレッチをする。
気持ち悪いの継続中。
夜だから張りも増えてきた。
陣痛来そうだから早めに寝るわと
10時半に寝室に行く。
と、横になった瞬間張りが
生理痛のような痛みに変わる。笑
あんまり気にしないようにしてたけど
定期的に来てる気がして陣痛アプリ発動。
え、10分間隔…となり、リビングカムバック。笑
11時、あれよあれよと5分間隔になってきて
でも痛みはまだ我慢できるってなって
前回一回帰ってる為電話するのすごく躊躇する。
で、痛みが我慢できるうちに入院バッグの確認。
この間に結構痛み強くなってくる。
あーこれは陣痛かも…と確信。
経産婦は進みが早いって言うし
一応相談してみようということで
11時半産院にTEL。
助産師さんに5分間隔なんですけどって言ったら
5分間隔！？経産婦さんですよね？？
そしたら入院の準備してきてください、
入院になります！と言われてまじか。となる。
息子が気持ちよさそうに寝てて
起こすのが可哀想だったので
はじめての陣痛タクシー！
周りに配車する車ありません言われて
15分待ってくださいと言われて
仕方がないので待つ。この時点で結構痛い。
[出産当日]
12時タクシー到着。
ってか運ちゃん道知らなくて
これから調べようとしてたから
道案内しますと言って陣痛に耐えながら
道を指示する。←
運ちゃん話さなくていいのに
自分の妻の出産の話をしてくる。
いやそれどころじゃねんだわ。
と思いながら一応話に乗る。笑
12時10分くらい産院到着。
運ちゃん荷物持ってくれるのかと思ったけど
何もしてくれずに重たい荷物を持って
産院の前で産院にTEL。
助産師さんに少し待てない？
今赤ちゃん生まれたばっかりで…
と言われたんだけど
もうタクシー降りてることを伝えたら
え！じゃあすぐ行く！
と言われて中入れてもらった笑
そんでいろいろ手続きして
今回はトイレ付きのLDRに通される。
飲み物やカメラ、メガネなど
陣痛の合間見て枕元に準備。
結構この時点で痛い。モニターつけて様子見。
まあもちろんだけど1人きりで陣痛に耐える。
この時点で2分間隔くらいで陣痛来てる。
AM1時ごろ助産師さん内診。
3〜4センチしか開いてない、
赤ちゃん降りては来てるけど
まだ子宮口位置高いなぁと言われて
これ時間かかるやつやんって思う。笑
無痛やるなら早めにやっといた方がいいよと
助産師さんに言われる。
で、その後主人と一回テレビ電話。
この痛みでこの間隔で…心が折れそう。
と主人に話して主人の後押しもあって
無痛にすることにする。
ってかこの時点でなんで
こんな痛いの我慢しなきゃいけないんだよって
なんかよくわかんないイライラもあった。笑
無痛の処置が全部終わったのが2時。
硬膜外入れる処置自体は5分で終わって
助産師さんに先生早かったねー！
ラッキーだよー！と言われる。
言われていた海老みたいな姿勢とかは
そんなキツくなかったけど
陣痛来てる時に片効きになるからと
無理矢理仰向けにされたのがかなりキツかった笑
麻酔が入ってきても全然感覚ある…
これ私効かないやつかも…と思いつつ、
少しだけじんわり足の感覚がなくなってきて
さらに陣痛はお腹の痛みじゃなくて
腰とお尻の痛みに変わってくる。
だんだんいきみたくなってきて
声が漏れ始めたのでナースコール。
私的にいきみ逃しが1人でできなかったから
やってほしかったんだけど
ここでもう一回内診。されど5センチ。
まあいきみ逃しとかテニスボールとかは
してくれる人いないから1人で耐える。
主人にまだ5センチだって。とLINE。
あまり進まないねってなって
一回横向いてみたら？と言われて
頑張って左向きになる。
もうこっからが鬼のようなスピードだった。笑
横向いた瞬間赤ちゃんがグリンって
下にスクリューしてきたのがわかって
もうそっからいきなり出るーーーー！！！
って叫ぶくらいの強烈な痛みに笑
慌てて仰向けに戻って内診。
助産師さんにまだ我慢して！！！
と言われながらお産の準備するよー！と
パカパカベッドがトランスフォーム。
もう一分間隔くらいで、出るー！！！って叫んで
助産師さんに股を押し上げられて
まだ我慢してー！！！！と怒られる。
もう1人助産師さん来て助産師さん同士で
話してるのが聞こえて
横向いた瞬間全開になったよ
やっぱ経産婦さん早いわぁって話してて
え、私全開なの！？！？！？
早く産ませて！ってなる笑
もういきんでいいよーと言われて
痛すぎてパニック。叫びまくる。
落ち着いてーって怒られる笑
一二回いきんだらもうお股に来て
なんならウニューと
自分で降りてきて来るのがわかって
助産師さんにも赤ちゃん
自分で出てこようとしてるねー！と言われる。
でここが一番の正念場。
お股裂けそうに痛いけど
赤ちゃん苦しいところにいる。
頭ではわかってるんだけどもう痛すぎて叫ぶ。
横にいる助産師さんにも
今一番赤ちゃん苦しいから頑張って呼吸して！
って言われてめっちゃ息吐く！
ここでごめん裂けそうだから会陰切開するね
って言われて先生にジョキン、ジョキンと
二回切られる。
↑
一回目浅かったみたいで二回切られた。笑
麻酔効いてないし局麻もないからまあ痛い。笑
その後うーーーーんと長くいきむ！！！
下見えるーーー？と助産師さんに言われ
もう息吐いてーーー！！！と言われて吐く！
03時08分誕生！！！！！！
おめでとうございまーす！男の子ー！！
頑張ったねーーー！！と言われて
咄嗟にテレビ電話していいですか！？と聞いて
主人にテレビ電話！
画面真っ暗だと思って生まれたよーって言ったら
ええええーーーーー？？？？？って言われて
電気がパチンと着くと息子起きてる。笑
ここで赤ちゃん元気な産声出す。
カンガルーケアはできないと言われていたけど
すぐ抱っこはさせてくれた。そこで写真。
赤ちゃん綺麗にするねって言われて
隣で拭き拭きしてもらってる間に胎盤出る。
テレビ電話してる間にいろいろ処置。
赤ちゃん綺麗になってから隣にくる。
主人と息子初対面。
ベビはお目目ぱっちり開けてくれてた。
その後会陰縫合するから電話を切って
処置終わった後
赤ちゃんをまた連れてきてもらって初授乳。
一生懸命吸おうとする姿が可愛すぎた。。
助産師さんにも週数早く生まれたから
どうかなと思ったけどやる気あるねー！
上手に吸えるようになりそうだねと言われた。
そしてその後また赤ちゃん預かってもらって
胎盤を見せてもらって写真たくさん撮った笑
十月十日、赤ちゃんに栄養を与え続けてくれた
大きな大きな胎盤、立派だった。
後々助産師さんに聞いた話によると
赤ちゃんは臍の緒が一回半くらい
ガッツリ首に巻いてた。
恐らくお腹の中でも巻いてたからなかなか降りて
来なかったんじゃないかとのこと。
もしかしたらお腹の中でもう一回くらい巻いてて
向きを変えたおかげでそれが取れて
一気に降りてきてくれたのかもと言われた。
長男の時は5センチと言われてから
8時間くらいかかって全開だったし
全開になってから30分で生まれたけど
今回は5センチから全開は本当に一瞬で
分娩開始してから10分も満たない間で出産。
まじで経産婦の読めない
分娩時間怖いなと思った。
更に経産婦の陣発からの無痛は
やっぱりお産が早すぎて
麻酔がついて来ない方が多いんだよね、
そのパターンだったねと言われた。笑
計画無痛分娩とかなら
あまりそういったことはないそう。
麻酔した意味…笑
まあけど、無麻酔下よりは
冷静に産まれる瞬間を目に焼き付けられたし
感動もできたし無痛にしてよかったかな。
結果、陣痛の痛み(お腹の痛み)は
ほんの少し軽減したけど
後半に来る腰やお尻の痛み、会陰の痛みは
私の場合全く効かなかった。
でも普通分娩も無痛分娩も
両方経験できてよかった。
とまあこんなかんじです。
スマホのメモに書いたのをコピーしたのと
自分用であくまで記録してあるので
所々ツッコミどころがあるかもしれませんが
お許しください笑
病院に着いてから3時間弱での出産となり
自分も痛みの進むスピードについていけず、
更に孤独との戦いとなり、
無痛にしたわけですが。
痛みから少しでも逃げられるという
心の余裕があってよかったです。
ただ、お産が長引くと思ってた矢先の
急展開にはほんとにびっくりしたし、
助産師さんから産後に臍の緒の話を聞いた時は
ほんとに無事に生まれて来てくれたことが
奇跡だなと思って、改めて妊娠出産が
当たり前ではないなと思いました。
1人目の時は全く余裕がなく
意識も遠のく中の出産となり
あまりおぼえてなかったのですが
今回は体力的に余裕があり
痛み自体1人目と変わらなかったですが
命の誕生をこの目に
しっかり焼き付けることができました。
命の誕生はとても美しく、感動的で
ほんとに天使が舞い降りて来たかのような
そんなビジュアルでした。
眉間にシワを寄せ眩しそうにする息子。
出てきて間もなくして聞こえる大きな産声。
隣に来た時に感じた暖かさと温もり。
一つ一つを今回は
しっかり感じることができました。
