はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

 

7月10日(月)退院後初めての経過診察のため外科外来です

診察前血液検査を受け待合室にて待機

 

実は今回手術時切除した膵臓の病理診断の結果が伝えられることとなっており

その結果「Ki-67指数2%以内 NETG1」でした

 

主治医の前のPCモニターにて私の切除した膵臓が映し出され

腫瘍の大きさは「9.4㎜

薄く切り刻まれた立体的な画像から腫瘍自体もハッキリ確認できました

 

スマホ撮影はNGでしたが私の脳裏にしっかりインプット

画像を見ながら、

「転移や再発が無いように」

「手術は二度と受けたくない」

「家族の為にも健康でいたい」

と、いろいろな思いが込み上げて来ました

 

そして今後の経過措置の方針も決まりました

3ヶ月後の9月にCT検査

その後は手術を施した6月に毎年検診

更に神経内分泌腫瘍の特性は進行が遅い事から完治は10年見込む

このことから向こう10年間経過措置期間とする

 

また膵臓を1/3切除していることから糖尿内科での別診療も新たに加わります

 

向こう10年……私の今の年齢から70手前ですショボーン

しかし自分の体は自分で管理するしかありません!

これ迄の生活を振り返り今後は日々健康を意識すると誓い病院を後にしました

 

さて、本日かかった診療費は1,220円也

今後も手痛い出費は続きますが健康への投資と考える事とします

 

▽血液検査もしっかり受けました

 

今回最後に…

この病で重要な指数である「Ki-67」については他の神経内分泌腫瘍を患っている方のブログでも時折見かけます

私の解釈ではこの数値が大きければ「増殖スピードが速い」と理解しています

 

また参考まで

私はこの病になり一番の情報源として

「国立がん研究センターの希少がんセンター」

のホームページによく目を通しています

宜しければ一度ネット検索しご覧ください

 

▽希少がん講演動画も大変勉強になりました

 

 

では次は内科診療「糖尿内分泌」での事をUPします

 

 

 

 

 

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

 

7月1日(土)退院の運びとなりました照れ

朝9時過ぎから医師、看護師、薬剤師、栄養管理士、糖尿内科医師、総務事務係等々次から次へ退院後の説明や手続等でパタパタでした

 

さてここで気になるのはかかった費用

私の入院から退院まで期間等は下の通りでした

 

・令和5年6月5日(月)入院(特別個室で1泊)

・令和5年6月6日(火)手術後〜8日(木)迄HUS室

・令和5年6月8日(木)~14日(水)午前中(4人相部屋)

・令和5年6月14日(水)午後~7月1日(土)午前中(個室)

 

で、トータル27日滞在しその費用はズバリ!

・6月分=279,379円 

・7月分=27,630円 

合計=307,069円也

 

6月請求書

▽7月請求書

明細書は20ページ有り。詳細に受けた内容が記載

▽明細書から血液検査もしっかり把握できます

 

また、その他に入院中受けた歯科検診代が別途請求あり

・700円

・1,540円

・4,580円

合計=6,820円也

 

更に加入保険への医療費費請求の為「入院証明証」書類発行依頼にて

3,704円也

 

トータル約31万の出費ですがその中で「保険外負担」は下の通り

・腹帯:760円

・病衣貸与料:1,820円

・個室使用差額:10,000円+119,000円=129,000円

 

何と!個室使用では129,000円もかかりました!

相部屋(4人)だと保険適用で全くかからない費用でしたが…ガーン

 

しかし私の場合これだけの手術を施し術後の精神面の事があり129,000円は高くない費用であったと考えています

 

これは正直相部屋において周りの患者の物音や面会時の会話を始め、部屋内でマナーモードにするわけでもなく普通に携帯を利用する患者さん、消灯時間後もラジオをイヤホン無しで聴いている患者さんもおり、ゆっくり安静したくてもできない状況が数日続き、その結果睡眠不足から精神面で不安定な状態が続き、瞼を閉じると幻覚・幻聴らしき症状を自覚し「このままではまずい」と感じ個室を希望しました

 

個室移動後は少しずつ夜も眠る事が出来ゆっくり自分のペースで1日過ごすことができ、精神面の不安定も取り除かれたことから費用はかかりましたが、私にとって個室利用は質の良い入院生活を送る事が出来ました!

 

 

さて「膵臓に影」に影に始まり「膵神経内分泌腫瘍」と判明

原発部位である膵臓後尾部を1/3手術切除

これでとりあえず第1段階は終了と思いますが…

早速退院後7月10日と14日は外科及び糖尿病内分泌の診療予約です

 

まだまだこの病とは付き合いが続きそうです

引き続き私のこの病の付き合いをここ沖縄の地から今後の経過診療や病理検査の結果等を始め血糖管理(インスリン注射)との付き合い等々をお伝えいたします

 

とりあえず大きな峠は越したものの……

後は再発がないことを願うばかりです

 

 

▽お世話になった私の通った病院です 

 

▽おまけ 退院後祝飯し(笑) 

 

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

 

皆さん今回は先に退院報告を!

令和5年6月5日(月)入院

6日(火)切除手術を得て7月1日(土)無事退院しました照れ

この場を借り主治医始め医療スタッフの皆さん

入院中の看護スタッフの皆さん大変お世話になりお礼申し上げます

 

手術から1ヶ月に渡る入院生活後元の生活へ復帰はしましたが

この「神経内分泌腫瘍」とは経過観察もありまだまだ付き合いが続きそうです

 

また、今回よりこれ迄仮称でした「(仮)南の島より」でお届けしたブログ名称を(仮)を除き「南の島より」にてお届けします

 

 

さて、今回は腫瘍原発部の膵臓1/3切除し血糖値管理の事をお届けです

今回の手術で膵臓の腫瘍は取り除かれ不安要素は無くなりましたが……

同時に私の場合血糖管理が始まりました

 

血糖管理これの行きつくところは糖尿病対策によるインスリン療法です

 

▽頂いた糖尿病冊子 膵臓の役割がしっかり分かりました

 

 

 

さて、なぜ此処で血糖値管理なのか?

そしてその前に血糖値等は何かを知る必要があります

血糖値とは血液中のブドウ糖量を示す値で、食事の炭水化物からブドウ糖が得られ食後の前後や体調に左右され、一定の数値より大きければNG、また、少なくても低血糖を招きNGとなります

 

血糖値の事については詳しくはネットや専門病院のホームページを始め書店での専門書等から情報入手できますので是非ご確認し私の方の説明は割愛します

 

膵臓はインスリンを分泌しブドウ糖の血糖値を下げる大切な臓器

私の場合もともと2型糖尿病で投薬による血糖値管理しており、今回の膵臓1/3切除によりで益々条件が悪化しました!

 

 

入院後2週間が経過したころよりこの血糖管理のスタートでした

これに併せ糖尿内科の先生も病室に来られ血糖値管理の説明もありました

 

 

血糖値管理は専用の採血針と測定計によりその場で数値が把握できます

基本毎日の食事前8時、12時、18時 就寝前21時に指先から血液を採取測定

私の場合「200mg/ⅾL」の数値を目安としこれを上回るとインスリン注射ショボーン

1日4回のうち12時と21時は毎回ほぼ接種していた覚えです

 

▽採血と測定計(テルモ製)

 

日々気にしていなかった血糖値ですが毎日続けると一定の法則が見えてきます

食事量が多いと数値が増え食事量を減らすと数値が下がる

単純な事ですが食事を減らすとインスリン注射は避けられますが、一方空腹が続き何にしても体力が持たないかもしれません

 

そして退院10日前より自分で測定し自分で注射の運びとなりました

日々の血糖値の値が思いのほか高く退院後を見据えての病院の判断です

此処は素直に受け入れ手渡された測定計とインスリン注射器を看護師さんの前で手順を確認しながら2〜3日トレーニング開始

3日もすると難なくこなしきれましたが正直「体に針を刺す」が基本です

 

インスリンは腹部に1日4回

血糖測定は指先に針をチクリを此方も4回

 

正直余り痛みは伴いませんが針を体に刺す行為自体に私は精神的に参ってます

 

しかし神経内分泌腫瘍を患い膵臓が犠牲となったいま以前の体とは違います

素直に受け入れ日常生活の一部としなければいけません

 

手術前には血糖に係るインスリン対応の事は頭に全くありませんでした

膵臓切除=血糖管理も必須であると考えて良いですね

 

手術はお陰様で無事に終えましたが……

まだまだ終わりない病院生活が続きそうです

 

▽注射器2本と測定計等 自宅にお持ち帰りです

 

さて今回は血糖管理の事をお届けでした

次回は6月5日〜7月1日迄の手術及び入院にかかった費用編をお届けします

 

 

 

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

令和5年7月1日(土)(入院26日目)

 

今回手術入院にあたり期間として3〜4週間の予定です

長くなる入院生活において快適に過ごすため用意した持ち物について投稿します

 

基本的に入院の手続きのパンフにてある程度持ち物が記載されてます

例)お薬手帳/洗面用具/食器類/肌着類/マスク/ティッシュ/バスタオル等々

 

私の場合術前の内視鏡検査にて2泊3日の短期入院経験があります

その時の経験から私なりに今回の入院に備え以下の持ち物をお供しました

ベスト10形式で発表します爆  笑

 

塩とサン(沖縄の魔よけ)・・やはり生死ある病院。妻が気を利かし持参

孫の手・・術後ベットからほぼ動けません。物を取る。動かすに大活躍

洗濯はさみ・・ドレン袋紐の調整等に何かと活躍

あかすり・・タオルよりしっかり垢を落としシャワーもこれですっきり!

ラジオ・・相部屋から個室に移りBGM代わりに毎日聴いてます。心の友です

ドライシャンプー・・術後シャワーに入れない期間中は朝・夕大活躍

オロナイン軟膏・・点滴始め注射等のテープ被れや皮膚が弱い私は必需品

顔洗顔及び体拭き使い捨てシート・・清潔保持のため毎日の必須品

目薬・・24時間エアコン空調管理下で目のショボショボ対策に

10パソコン・・本ブログ投稿始めネットをみて気分転換

 

▽沖縄の魔よけ やはり病院。何があるか分かりませんので

 

▽寝ながら電気スイッチ入切 背中がかゆくてもOK

 

▽持ち込んだ品々  相部屋ではランタンは必須でした

 

ベスト10以外にもランタン、かゆみ止めのムヒ、耳かき、爪切り等色々用意しました

術後は全くベットから動けず6日目以降シャワーに入りリハビリも開始され退院に向け色々活動が始まりました

そのような中持ち込んだ持ち物達が入院生活を手助けしてくれます!

 

 

そしてついに昨日(6/30(金))お腹の膵臓からの管(ドレン)も取れました!

体内についていた管もこれで全て無し

いよいよ身軽になり精神的にも解放されました

退院も糖尿内科の先生との調整次第となり早くて本日7/1予定です照れ

 

 

さて、次回は血糖コントロールの事をお届けします

もともと2型糖尿を持っていた私は飲み薬での治療を行ってました

今回の手術で腫瘍のあった膵臓の1/3切除

これは膵臓の役目である血糖をコントロールするインスリン分泌が厳しくなることを示していると私なりに解釈しました

退院できても血糖コントロールであるインスリン療法は続くと思います……。

 

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

令和5年6月29日(木)(入院24日目)

 

入院・手術後3週間過ぎました

その間膵臓を含め体力的な回復状況確認のため様々な検査を受けています

入院前は「手術がどうなるのか?」ばかり考えており

入院期間における検査について余り考えていませんでした

しかし実際に入院すると様々な検査があります

今回私の病状での検査例となりますが此の事をお伝えします

 

 

入院当日頂いた「入院計画治療書」の中で「検査」と記載項目があり内容は以下の通りです。

「診察検査」

「血液検査」

「内視鏡検査」

「適時必要な検査を追加」

 

上記4項目が検査として示されており実際私が受けたのは以下の通り

診察検査

 ↳体温・血圧・酸素濃度・腹部ドレン目視及び腹部聴診器・膵液(膵断端)確認

血液検査

 ↳4回実施(朝6時に採血があり8時には結果がでています)

内視鏡検査

 ↳これ迄未実施

適時必要な検査

 ↳レントゲン(術後2、3日目は病床上で実施。検査室2回)

  病床上で実施=ベット上で可搬型X線装置を用い背中に板を敷いて撮影

 ↳腹部CT(1回造影剤あり)

 ↳歯科検診(1回)

 ↳膵液(膵断端)検査(3回)

 ↳血糖(入院1週間後より1日4回食事30分前及び就寝前に毎日)

 ↳インシュリン(適時 血糖検査の数値により適時接種)

 

※上記は6/29迄に受けた検査です。更に膵液及び血液検査も予定有です

 

▽ベット先からレントゲン室移動=つかの間の息抜です

 

検査については前日又は当日朝に話があります

気になる結果については主治医の回診時に教えて頂いています

 

これら検査から得られる数値等の結果はとても重要です

私自身「すこぶる元気」と思っても体内は悲鳴を上げているかもしれません

私はこれらの検査は「健康へのステップ」だと捉えしっかり受けています!

 

さて、次は入院生活における便利な必需編をお届けしますニコニコ

 

 

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

令和5年6月24日(土)(入院19日目)

 

今回は食事(栄養管理)の事について

 

私の病院では朝8時・昼12時・夕18時

基本的な献立については掲示板へ貼り出しされており

1日分のカロリー、塩分、タンパク質、脂質等も記載されてます

 

朝は白米、お汁、主・副菜、果物に牛乳がつくパータンです

食材は毎食温めれれており果物は冷たく提供されています

これ迄入院し約3週間たちますが揚げ物や刺身等は無しです

ハンバーグもありましたがタレやしょうゆ等の調味料はついてません

また沖縄ならではの献立もあり

ゴーヤ・麩・パパイヤチャンプルー等もありますニコニコ

 

 

1日の栄養管理として入院の身ですのでこれで十分と思います

さて、気になる味の方は人それぞれ好みもあり?!ですね

※私は全て薄味に感じ正直最初の頃は口に合いませんでした

 

また私のように術を施した場合上記献立を基本に

五分粥→全粥→術後米の順にシフトされてゆきます

 

▽術後5分食 食材は細かく刻まれてます

 

▽術後全粥食

 

▽術後米食 

 

そしてここで裏ワザ

献立には載っていませんが白米以外「パン」もあります!

元々私は朝食はパン派でしたので白米は全く食べませんでした

ある日管理栄養士さんの訪問の際この事を伝えると……

次の日から白米がパン(ジャム付)へ変更されてました照れ

 

▽朝食のみ白米をパンへ変更

 

食も退院に向け体力をつける大事な治療の一環

しっかり食べて早く退院めざしたいですが……

毎食半分以上残しており入院前に比べ体重は入院前の4〜5㎏減

正直入院前みたいな食欲がわきません

 

手術による精神的な事

目の前にあるお腹からのドレンの管

点滴や血液検査始め毎日の血糖測定

食より傷口や体内(膵臓)の回復が気になります

 

しかしメタボ体系な私

これ迄の食生活を振り返る良い機会

退院後も規則正しい食生活を送れる良い機会ととらえ食しております!

 

さて次は入院中受けている検査編についてお届けします

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

令和5年6月16日(金)(入院11日目)

 

令和5年6月5日(月)入院

令和5年6月6日(火)手術及び2日間ICU及びHUSで術後経過確認

令和5年6月8日(木)午後より一般病棟へリハビリ兼との事で車椅子にて移動

車椅子=超がつくほどしんどく傷口もイタタでしたガーン

 

さて以後入院生活について

基本的な事を始め病院食等々を〇〇編にてお届けします

 

今回は基本的な入院での1日の流れを投稿します!

 

私の入院先は沖縄県内南部にある中核病院です

以下のような「入院治療計画書」が最初に作成され示されます

この計画に基づきしっかりと入院生活を送ります

 

 

今回入院後少し経ちましたが基本的な1日は以下の通り

・起床06:00 就寝21:00

・朝食08:00 昼食12:00 夕食:18:00

・医師巡回 AM1回 PM1回(日曜は無し)

・看護師巡回:AM2回(朝夜勤)PM2回(朝夜勤)就寝前1回(夜勤)

 (血糖測定/インシュリン注射/点滴管理/体温/血圧/腹部管理/ドレン管理等)

・リハビリ(PT)AM1回 PM1回 約30分

・内科(糖尿病)巡回(適時週2回程度)

・薬剤師(適時(かゆみ止め/痛み止め処方時))

・栄養管理士(適時(食事状況等確認))

・室内清掃 AM1回

・買い物(1Fコンビニ)平日16〜19時 土13〜19時 祝日10〜19時

・その他 面会 平日15〜19時 土日祝13〜19時 1回15分2名迄 

 

 

以下時間割にすると大体以下の通り

※祝祭日はこの限でなく、また、日々時間は上下ます

06:00:起床

07:00:夜間担当看護師検温/血糖(インシュリン判断)/腹部等異変確認

08:00:朝食

09:00:主治医チーム巡回(腹部痛み確認や投薬等の話1〜2分程度)

10:00:朝担当看護師検温/血圧/腹部確認/腹部装着管確認及びドレン抜き

10:30:2〜3日に一度糖尿内科担当巡回(血糖・食事等確認アドバイス)

11:00:リハビリ(かかと上げ スクワット 自転車こぎ等)

11:30:血糖測定

12:00:昼食

14:00〜15:00:各種検査(X線・CT・歯科検診)

16:00:リハビリ

16:30:シャワー(今の所3日1日。術後は6日ぶりに入りました) 

17:30:血糖測定

18:00:夕食

18:30:朝担当看護師挨拶夜間へ引き継ぎ報告有り

21:00:血糖測定 就寝

 

以上入院生活の1日の流れです

最初私のイメージで自由に眠ったり時間を持て余すと思いきや違いました

結構てんやわんやです

また採血の日はのんびり構える間もなく朝6時に注射をチクリでした

油断も隙もない入院生活です

しかし退院に向け大事な事ばかり

 

病院のパンフレットにもありましたが「規則正しい生活」が基本

これを守り「病気の療養」と「早期回復」に努めることが患者の使命です!

 

さて次回は栄養管理=食事編についてお届けします

 

 

 

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

令和5年6月15日(木)

 

令和5年6月6日(火) 

膵神経内分泌腫瘍尾部切除手術について無事終えました

 

術後家族が主治医からの説明を聞いており

その内容を要約すると

・無事終えました

膵臓は1/3切除

脾臓は切除無しで体内へ温存

・最初内臓脂肪が多く部位を探すのに手間取った

・他に問題は無し

等々でした

予定した9時から14時迄時間通りの術でした

 

そして今

術後約10日たち様態も日に日にとりあえず安定へ向かってます

まだ傷口に対する痛み止めや腹部への皮下注射による点滴実施中です

 

とりあえず体内の腫瘍は現時点で0へ

最良の治療を施したと自分でほめています

 

そのようななか本日久々ベット上でパソコン開きました

手術後模様は麻酔や集中治療で記憶がないため割愛し、

手術後の入院生活についてお届けします

 

 

まず手術日当日を時系列

06:45

酸素濃度97 体温36.6℃ 血圧140/95 血糖135

何時もと変わらない体調だと思いますがその後どうなるのか?

 

07:45

麻酔科の主治医より病室で最終確認

主治医いわくカテーテル後全身麻酔します

その後楽になりますとの事

やはり先生は私が緊張(怖がっている?)しているのが分かるのかな?

 

8:10

手術室移動前二度と着ないぞと自分自身に言い聞かせ術衣に着替

 

そして鏡前で全身を自撮り

自撮りにはメスが入る前の腹部も撮りました

自分自身の健康に対する記憶をいつまでも無くさず

今日の日を思い出す教訓ではないですがお守りとしたいと考えました

 

 

 

9:45手術室へ徒歩移動

その後の記憶は施術室まで入りその風景迄は記憶あり

麻酔科のK先生の合図により背中へのカテテール挿入後記憶は薄れ……

 

……そして

気がつけばHCU(ハイケアユニット)と書かれた部屋にいました

腹部の痛みはありませんが酸素を吸引し色々管が繋がれピーピー機器が動いているのが分かります

手術後大体夕方の時刻と思いますが時計もなく不明

ただただ目が覚め「無事終えた」「生きている」事に実感

 

とにかく術後直ぐは安静を心掛け術後をベットでゆっくり過ごしました

 

そして手術にあって

O先生始め全てのクルーの皆さんへこの場を借りお礼申し上げます(_ _)

 

術後の入院は社会復帰へ向け大事なステップ

単にベットで寝ていれば良い事でなく…

傷口回復、精神状態、栄養管理、体力回復等々

一つ一つの入院中の取り組みは大事な事と思います!

 

さて、

次回は入院生活模様をベットより体調を見ながらお届けします!

 

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

令和5年6月5日(月)

 

さあいよいよ本日歯科検診に続き午後入院です

歯科はグラつきを始め入れ歯・差し歯・虫歯等の確認

 

なぜお腹(膵臓)の病気に歯科なのか?

これについては術後の免疫力低下に伴う口腔内からの細菌の話があり納得

歯も体の一部との説明も受け歯垢もしっかり落としました

10数年来の歯科でしたが虫歯(う蝕)は無しでした!

 

 

そして手術前ですが、

もし…手術を受けなかったらどうなるのか?

この様な事が頭に浮かびました

私の病気は悪性腫瘍であるが非機能性で痛みや日常生活に支障なし

体自体全く自覚がありません

ほんとに病気なのか?

受けなかった場合…どうなるのか?と考え答えを見つけました

 

その答えは手術の説明書と同意書の中に「手術の必要性」の中にありました!

以下一部省略し原文のまま載せます

 

神経内分泌腫瘍はいわゆる「癌」ではありませんが、転移することがあり悪性腫瘍の一つと見なされます。放置すると今後ゆっくり進行し、転移、浸潤、播種などを起こし、腸管の通過障害、腹水、疼通、全身衰弱などを来たします

(上記原文のままの文書はあくまで私の病院での見解です)

 

やはり放置すると取り返しがつかないな事になります

 

手術は正直怖いです

しかし受けないと自然治癒は無いでしょう

文中の「全身衰弱」とは私の解釈は「生きていけない」と思いました

 

家族、親兄弟、職場等々の事を考えると…

手術に対し主治医及び医療チームを信じ

そして自分を信じてシッカリ受けたいと思います。

 

では明日以降しばらくブログはお休みですが

元気になってその後の報告させていただきます!

 

 

追)

13:30入院手続後病室内で淡々と準備が進んでいます

病棟(室)案内

主治医クルーより明日の術の流れ説明

お腹周りの体毛処理

シャワー

血液検査と明日の点滴準備

薬剤師より常用薬確認と術前後の投薬説明

血糖値測定(105/基準200)

体温・血圧・酸素濃度等測定

主治医O先生+4名クルー巡回(明日手術スタッフ)

夕食あり(18時)

19時と21時に下剤の飲用(明日浣腸との事)

 

そして付き添いの妻へ今日もありがとう

 

はいさい!はいたい!(ハイビスカス沖縄方言の日常のあいさつです)

 

令和5年6月4日(日)

 

いよいよ明日は入院日です

ただ午後入院ですが午前中最後の検査もあり!

「歯周術期口腔管理」との事で歯の検診を受ける予定です

私の病院は歯科もありそこで検査し午後入院手続きです

最後の最後まで検査は続きますショボーン

 
そして改めて私の病名は手術内諾書において
膵体尾部悪性腫瘍(膵神経内分泌腫瘍)
予定術式は
膵体尾部切除+リンパ節郭清(+脾臓合併切除)
※リンパ節郭清の読みはリンパセツカクセイです
 
前回O主治医より膵臓部位は約1/2の切除
そして状況に応じ脾臓の全摘出
私としては何とか脾臓は残って欲しいと切に思っています
 
その他に…
入院期間は2週間〜3週間
そして一番大事な事
腹部のドレン管から膵液が出なくなる事です
 
 
いよいよ入院前日
心境は「不安」「治る」「根治」が入り交っています
それと正直「怖い」とゆう心境もあります
 
そして家族、親兄弟、職場の皆に心配をかけています
 
実は私は父親を「肺がん」で20数年前亡くしました
そして私の母親は80後半の高齢

旦那を肺がんで亡くし次は息子が手術

母親にガンでは無いからから安心してと伝えていますが……

 
私の病一つで皆の歯車が狂います
そしてこの歯車を元に戻すためにできる事は…
1日も早く退院し元気な姿を見せる事
 
膵臓に影に始まり神経内分泌腫瘍と判明しいよいよ入院に摘出手術
自分自身に「頑張れ」のエールを送り明日病院へ向かいます!
 
 
次の投稿は無事手術を終え落ち着いた頃だと思いますが、
できればその前に「この手術を受けなかったらどうなるのか?
その辺の情報を入院手術直前にお届けできればと思います!