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2024年6月6日(木)
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空中庭園
角田光代さん
第128回直木三十五賞候補作品
選考会で多くの票を集めました。
ことときは賛成派と反対派がそれぞれの意見を譲らなかったそうです。
あらすじ
家族について、自分の存在についてなどなど、持っている、感じている不安。
愛、憎悪、無関心ではいられない家族とはなんだろう。
グッときたポイント
「あたしはラブホテルで仕込まれた子どもであるらしい」
「ホテル野猿(ほてるのざる)」
「あたしの家ではタブーをつくらない」
「もし完全犯罪を思いついたら小説を書こう、と9歳のときに思った」
「その数年後には、そんなものを思いついたら即実行するだろうと思うようになった」
「わざわざ完全犯罪なんか考えなくても時間があの女を勝手に葬り去ってくれる」
などの記述がありまして、懐疑的になったり、恐怖を覚える、等々、グッと気持ちの中に残りました。
向田邦子さんの作品のことも併せて感じるところがあります。
角田光代さん、、、、物凄い人です。🙎🏻♂️