※私はスリルミー初心者であり、まったくわかってないので、
それを踏まえてお読みください。
最大のネタバレは避けてますが保障しません。
男性二人とピアニストのミュージカル。
濃密な空間。
【公式HPよりSTORY】
刑務所での囚人の仮釈放審議会。
審議官に問われるまま、「私」は37年前に犯した自らの罪を語り始める。
「私」と「彼」
二人にいったい何が起きたのか・・・・・・。
頭脳明晰で幼なじみでもある二人。
ニーチェを崇拝し、自らを特別な人だと語る「彼」は、『犯罪』をすることでしか自分を満たすことができない。
「私」はそんな「彼」を愛するがゆえに、求められるままに犯罪に手を貸して行く。
より深い束縛を求める2人は、互いの要求すべてに応えるという契約をつくり、血でサインをする。
裏切りが許されない契約書のもと、二人の犯罪は次第にエスカレートしていき・・・。
スリルミー。
11月が公演本番というのに催された2月の感謝祭で、客席の緊張感にこのミュージカルのただならぬ人気を感じましたが、話の筋も曲も何一つ知りませんでした。
予習しなくてよかったな。(今思えば)
11/7初日、尾上×柿澤ペアを観劇。これが噂のスリルミー!!!!
いろいろ思うところがあったのですが、(割愛)(スリミ素人ゆえ)
広告や番宣でいわれているほど、男性同士の絡みは感じない・・・
あれは腐女子のトラップのために、興行主さんが心を鬼にして撒き餌されているのかしら(笑)
そして、翌日11/8に、田代×伊礼ペアを拝見。
死ぬほど緊張しました。朝から心臓ドキドキ、もうずっと腹痛。おなかをさすりながらの観劇。
前日見ていた作品と全く違うものになっていた・・・キャストが変わるとこんなに色が変わるのか。
一番の特徴は、彼方彼は愛を与えない厳しい「彼」を作ってきたな、と。強い。怖い。冷酷。
そもそも愛があるのか。ないかもしれない。
だけど・・・・女子って、愛が見えないと嫌じゃないですか。
幸せ見えないと辛いじゃないですか。
作品に求めるカタルシスを根刮ぎ奪い取る「彼」だったな。
たぶん、スリルミーのプロの方(誰だよ)にはウケないだろうな・・・(笑)
そんな彼ですので、田代さんの演じる「私(レイ)」の欲望が増大して、もう気が触れてる域。
Boys Love作品 と聞いていたのに、彼方彼はゲイを嫌っている気がする。
決して許してない。キスシーンも2回あるけど、愛じゃない、交換条件だもん。
自分が遂行する完全犯罪のための手段に過ぎない。セツナイ。
私の存在も、自分の欲望を満たすための道具に過ぎない。(と思ってた)(次第に変わってくる)
それでも、田代さんの私は、彼を愛しているから、泣きながら僕を抱いて!抱きしめて!愛して!
と涙やらいろんな汁を垂らしながら訴えているのが切なくてね~~~~(´;ω;`)
一切報われないのがむごい。(笑)バトルです。果たし合い。
ポスターの二人は、私の願望ではないかな。(抱き合ってるやつ)現実的にああなることはないと思う。
ここまで徹底されると、幼馴染の「彼」と「私」の関係はどこか転機があったんだろうなあって勝手に想像。
突然姿を消したのは、「私」が彼への思慕をカミングアウトしたから、、、、なのでは?とか。
同じように成績優秀で飛び級までして、大学へ行っているのだから、
頭脳レベル的に唯一話が合う相手だったと思うのよね。
彼は家族の愛に飢えていたけど素直になれなくて、変な犯罪(窃盗とか)を私に手伝わせて
スリルを味わっていたのだけど、
ある日、友情以上の感情を告白されたのかな。
・・・・あの公園で。
劇中でのスポーツカーという歌。誘拐のために子供の関心をに引く歌ですが、
このときの彼方彼の笑顔がね・・・凄く怖い。
スポーツカーかっこいいでしょ?
送ってあげるよ?
クラスのみんなにうらやましがられるよ??
この綺麗なおにーちゃんについていっちゃおーーってなるよ。
トート閣下がフランツに猫殺しの話を聞いてるみたいだったの。凄い怖い。
誘拐して頭カチ割って殺そうとしてるのに。
私と対峙してる彼は常に厳しくて、そのままニーチェを読みすぎて、
そのままナチスにでも入隊しそうな勢いですが、
普段はあの歌を歌っているときのように感じがよいのだろう、と二面性を感じる。
おーーーーーいーーーーでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーの伸び。
怖いわ!!!
下手側で見ていたので、キスシーンが宝塚のように美しかったのと(笑)、
最後の告白での私のドヤァ顔が鮮明に見えました。
あのときの彼の顔を見たいな。
初日だったから緊張もあったと思いますので、
次の観劇日が待ちきれないーーーー
正直、甘い作りも見てみたかったです
疲れる。すごい疲れる。
いろんな方のスリルミー解釈が面白すぎて、
この作品の奥の深さを感じます。
まだ抽象的にしか捉えられてないので、次はもっと冷静に見れたらいいなぁ。
