犯罪に加担する人材を募集するインターネットの「闇サイト」への監視を強めるため、警視庁は5日、特命チーム「ネットハンター」を新設する。情報収集のため、捜査員が求人に応じるふりをしてメール交換したり、犯罪グループに潜入して摘発することも想定している。

 闇サイト専従捜査班は全国初という。

 ネット上には「闇の職安」「裏求人」「裏バイト」といった闇サイトがあふれている。警視庁によると、「短期間で高収入」「危ない仕事」と宣伝しているものが多く、一見しただけでは犯罪に加担するとは分からないため、安易な気持ちで応募した人が振り込め詐欺や強盗、性犯罪に手を染めてしまうケースもあるという。

 チームは21人体制。潜入捜査などで違法行為が確認されれば積極的に検挙するほか、事件が計画段階の場合でも警告して犯罪を未然防止する。【川辺康広】

【関連ニュース】
児童買春:JAXA副室長を懲戒免職 少女にわいせつ行為
わいせつ行為:国交省係長を逮捕 兵庫県警
強姦:時効寸前、男を起訴 水戸地検
痴漢容疑:電車内で 警視庁警部補を逮捕 千葉・容疑否認
痴漢容疑:警視庁職員を逮捕 千葉・北総鉄道で女性触る

<阿久根市>2年連続で降格人事(毎日新聞)
「雇用支援機構」入札白紙へ、すべて傘下落札で(読売新聞)
疾病予防対策で勧告機関の設置を提案-日医委員会(医療介護CBニュース)
歯科医院で爆発、4人重軽傷=ガス漏れが原因か-大阪(時事通信)
<同意人事案>賛成多数で衆院同意 政府提示の8機関32人(毎日新聞)