カシンです。これは、アタシ(50代・男)が考えていることを書くブログです。

{教育}{支配}{社会}{性}
今週は「児童と性」について考えています。今回がひとまず最終回。今日は子供を愛することと、常識と、不適切な事案の頻度について。

ブログに自分の考えをまとめるようになってから。悪事を防止しようとすると、かえって悪事が増えてしまう、そんな場合がありそうだと思うようになりました。


でも、それ以前から、児童の性被害に関しては、「今の世界は性犯罪者に乗っ取られた世界」と思ってました。以下、そのことの説明です。

アタシには 18 歳の娘がいます。たぶん、最後に娘を抱きしめたのは、13 年くらい前です。世の中の情勢的に、娘を抱きしめることはもう一生ないかも、と思います。正直、残念です。

抱きしめる、というのは、「愛情」を示す行為だったはずです。しかし、現状では「欲情」を示す行為とされます (特に、抱きしめるのがオジサンの場合)。

そうなってしまったのは、成人男性はデフォルトで性犯罪者で。性犯罪者でないことを証明できないかぎり、成人男性は信用できない、という世の中の常識によります。

10 年くらい前からですか。迷子を見ても、おじさんは近付かないのが一番、不審者と思われる、と話題になります。子連れの父親が誘拐犯と思われたり。

逆に、実際の性犯罪者は、「みんなやること」と言い訳がたちます。「ストレスからやった」っていう類いの言い訳です。

本当は違うんじゃないかとアタシは疑ってます。大多数の成人男性は。ちゃんと教育があって、まともな文化の中にいれば。基本、性犯罪者にならないのではないかとアタシは思ってます。

つまり、成人男性に、安心して知らない子供の世話をまかせたりできる世の中であり得たんじゃないか。

性犯罪者の方が、自分は例外的だ、普通じゃない。と、肩身の狭い思いをする世の中にできないものかと思います。

最近の「性的同意」概念の広まりで、将来、そういう世の中が来ればいいなぁと思ってます。

嬉しいことがあったときに、娘と抱き合って喜べるような世の中に、生きてるうちにならないかなぁ。
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お読みいただきありがとうございました。