カシンです。これは、アタシ(50代・男)が考えているところを書くブログです。


前回から、児童と性について。なんとなく話題にしにくいことを書いています。

{教育}{支配}{社会}{性}

2010 年の「非実在青少年」騒動の条例改正案は、いろいろな人にいろいろな思惑があったにしろ。その背景に「児童を危険から守る」という意識はあったはずです。


多くの人の反対で、そのときの条例案は否決されました。では、何か対策はしなくていいんでしょうか。


たいがい、難しい社会問題には、簡単な解決策はない、という結論になることが多いですが。この件に関しては、珍しく有望な対応策が見つかって、すでに広められつつあるように思います。


つまり、人の体には「プライベートゾーン」があって、その部分は他人が自由にしてはいけない、という考えが広められています。


今は主に児童への啓発となっています。大人への啓発も、もっと進める必要があるようには思います。


それでなにもかも解決する、というものでもないとは想像されます。しかし、根本原因への対策になってるように思います。


性虐待、性犯罪の問題の本質は、それが「性」に関してのこと、というところではなくて。他人を支配する、意に反する行為を強制するところにあるんだとアタシは思います。


それが、かつては子供が大人の言うことを聞くのが、どんな場合でも当然、女性が男性の都合に合わせることが当然、といった考え方が、社会にあった。


だから、性虐待の対象になることは、子供であっても遠慮なく断ってよい。他人の望まない性的接触の要求は、断られて当然。そういった常識を世の中に作ることは、問題の根本的解決に向けての大きな一歩と思います。


つづく

* * *


お読みいただきありがとうございます。


カシンの性の話、検索リンク。