カシンです。これは、アタシ(50代・男)が、感じたこと、考えたことを書くブログです。
名前を言ってはいけないあの本、つまり例のキューピー本、を巡る騒動を見ていて、アタシが思ったことを書いていきます。
いろんな思いがあって、書きたいことが発散しそうです。できるだけ整理して優先順位をつけて書いていきたいです。整理されてできるであろう話の順序と、話したい順が違うので、話したい順を優先します。
Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters
(2020 年) です。
https://www.regnery.com/9781684512287/irreversible-damage/
最近、日本語版が出ました。
アタシは読んでません (それについてもいずれ書きます)。
ですが、この本についてはいろいろな人が、いろいろなことを書いているのが聞こえてきます。
本の内容は。
性多様性を推進する社会の影響で、思春期の少女たちが自分を「性同一性障害」と思い込み、早期の「治療」により女性の体を失い、後で後悔しても回復不能になる事例が相次いでいる。
というものです。
以上が、今回アタシが書きたいことのための、必要最小限の背景です。
以下アタシの思ったことです。
* * *
この本で批判対象として書かれるのは
米国キリスト教右派は、この危機感を訴えて、そのような社会を変え、「取り返しのつかない損害」が起きないようにしたいと考えています。
その主張に含まれるのが、そもそもいわゆる性同一性障害というものはない、体がおかしいんじゃなくて、考えがおかしい、あるいは精神障害だ、という主張です。
米国キリスト教右派のこの主張は、反対側から見ると。
「性別違和は気の迷い」という誤った思い込みから、(性同一性障害を持つ) 男性に女性になることを強要 (「治療」) し、その人の本来の性に近い体を得る機会を無くし、取り返しのつかない損害を与える、そういう社会にしていこう、という主張です。
つまり、米国キリスト教右派が押し進めるのは、
「危機感を持って強く批判している行為を、全力で自分でしている」ことになってしまっています。
アタシにはこれはあまりにも悲しい事態に思えます。どこにも救いがない。
* * *
多岐にわたる複雑な話から、アタシがまず一番、言いたかったことを取り出しました。
次回もこの件で思ったことを続けます。
* * *
お読みいただきありがとうございます。
いろんな思いがあって、書きたいことが発散しそうです。できるだけ整理して優先順位をつけて書いていきたいです。整理されてできるであろう話の順序と、話したい順が違うので、話したい順を優先します。
初回の今回は、キューピー本が代表するトランス反対の主張が、「批判している行為を自分でしてしまっている」ことになっている件についてです。
* * *ここでアタシが (表紙イラストから)「キューピー本」と呼んでいるのは、米国、他で出版された
Abigail Shrier 著Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters
(2020 年) です。
https://www.regnery.com/9781684512287/irreversible-damage/
最近、日本語版が出ました。
アタシは読んでません (それについてもいずれ書きます)。
ですが、この本についてはいろいろな人が、いろいろなことを書いているのが聞こえてきます。
本の内容は。
性多様性を推進する社会の影響で、思春期の少女たちが自分を「性同一性障害」と思い込み、早期の「治療」により女性の体を失い、後で後悔しても回復不能になる事例が相次いでいる。
というものです。
- 米国キリスト教右派 (性多様性絶対反対派) からすれば、思いに沿った本
- 医療側からすれば、(悪意が疑われるほど) 事実誤認の多い本
ということで、性多様性界隈で騒ぎになりました。
以上が、今回アタシが書きたいことのための、必要最小限の背景です。
以下アタシの思ったことです。
* * *
この本で批判対象として書かれるのは
- 思い込みによる「治療」→ 取り返しのつかない損害
米国キリスト教右派は、この危機感を訴えて、そのような社会を変え、「取り返しのつかない損害」が起きないようにしたいと考えています。
その主張に含まれるのが、そもそもいわゆる性同一性障害というものはない、体がおかしいんじゃなくて、考えがおかしい、あるいは精神障害だ、という主張です。
米国キリスト教右派のこの主張は、反対側から見ると。
「性別違和は気の迷い」という誤った思い込みから、(性同一性障害を持つ) 男性に女性になることを強要 (「治療」) し、その人の本来の性に近い体を得る機会を無くし、取り返しのつかない損害を与える、そういう社会にしていこう、という主張です。
つまり、米国キリスト教右派が押し進めるのは、
- 思い込みによる「治療」 → 取り返しのつかない損害
「危機感を持って強く批判している行為を、全力で自分でしている」ことになってしまっています。
アタシにはこれはあまりにも悲しい事態に思えます。どこにも救いがない。
* * *
多岐にわたる複雑な話から、アタシがまず一番、言いたかったことを取り出しました。
次回もこの件で思ったことを続けます。
* * *
お読みいただきありがとうございます。