カシン(50代)です。これは、アタシの娘の話です。

大学入試本番中の娘です。数学の記述式問題の解答が独特。採点者に伝わるといいなぁとアタシは願ってます。

記述の仕方は「解答例を見て身に付ける」もので、どう書くかの具体的な説明は、意外とありません。

「察する」が苦手なアタシの娘は、そういうところは弱点です。
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←左に書いたのは「a から b の積分」です。娘はこれの数学的意味は正しく理解しています。ですが、(共通テストも終わった今の時期まで) 一貫して「b から a」と読んでました。

娘が今までに出会った他の人は、100% これを「a から b」と読んでたはずです。数学のできる人は全員、f(x) > 0 を x 軸上に左から右に積分したら正、逆方向に積分すると負、と認識しているはずです。

ところが、娘だけは (上のように積分区間を書いて) b から a (右から左) の積分が正、と考えていて、それはそれで辻褄が合ってます。

反物質でできたテレサみたいです。

本人によると、「下から上に読む言語はない。日本語でも右から左に読むことはある」「積分は縦書き」だそうです。
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お読みいただきありがとうございました。