一杯のラーメン | 営業マンHの徒然日記

営業マンHの徒然日記

名古屋の城北自動車学校で働く営業マンHの日記

本日、営業マンHにとって


一生忘れられない日となりました。



かなり長文になりますが


お付き合いいただければと思います。




時々、ブログにもアップしていた


営業マンHの馴染みのラーメン屋さんである


赤座黒川店の閉店日でした。



営業マンHと赤座の出会いは実に24年前。


当時、営業マンHは小学3年生でした。


その頃は北海道から名古屋に来たばかりで


名古屋のラーメンがどうしても好きになれず


困っていた時です。


そんな時、親父に連れて行ってもらった


ラーメン屋が赤座でした。



道産子の親父もこの赤座の味噌ラーメンは


上手いと言っていたので、営業マンHも


いつしかこの味噌ラーメンの虜になりました。



それからは小学生のくせにお祭りのお小遣いを


使わずに赤座のラーメンを一人でこっそり食べに


行くほど赤座のファンになっていました。



赤座というお店は何店舗かのれん分けされている


のでその後もいろんなお店に食べに行きました。


そんな中で出会った営業マンHの赤座歴の中でも


最高においしいお店が黒川店だったのです。


黒川店との出会いは営業マンHが城北自動車学校に


入社した8年前です。


それからずっと黒川店一筋に食べてきました。




そんなお店が本日をもってお店を閉める事になったのです。


それを知ったのは先週の土曜日。


あまりの唐突さに実感は無かったものの


大将の決意も固く営業マンHもあきらめました。



城北にはもう一人違う店舗ではありますが


大の赤座フリークの営業主任Mがいます。


彼の馴染みの店も数年前にしまってしまい


二人して黒川店の馴染みとなっていたので


すぐに連絡を取り合い、残りの1週間出来る限り


食べに行こうと決めました。




けど、1週間は早かったです。


営業マンHもそれから4回店に足を運びましたが


大好きな味噌ラーメンは水曜日には売り切れ状態と


なってしまったのです。


最後の土曜日に味噌ラーメンが食べれない事に


残念で仕方なかったです。




そして今日、閉店30分前に今までのお礼を


持ちつつお店に行きました。


感慨深くお店を眺め、大将とおかみさんに挨拶をし


最後のラーメンを待っていたら、売り切れのはずの


味噌ラーメンが出てきました。






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水曜日に元となる味噌が切れてしまったとの事で


あきらめていた味噌ラーメンが出てきたのです。


大将とおかみさんが営業マンHの為に元となる


味噌を取っておいてくれたのです。



営業マンH以外にも多くの赤座ファンが味噌ラーメンファンが


とりめしファンがこの数日閉店を惜しんで本当に多数の方が


来店していました。


みんな赤座は味噌だと言ってせがむお客さんに


頭を下げて断わってこんな若造の営業マンHの為に


味噌ラーメンを取っておいてくれたのです。


思わず泣きそうになりました。


けど、最後に湿っぽくはしたくなかった営業マンHは


笑顔で最後の一滴まで無駄にせず


ありがたく、おいしく頂戴しました。



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一生忘れられない日になったというのは


お店が閉まってしまうということではありません。


こんなに温かいラーメンがあるんだと知ったからです。


営業マンHは今日この温かさを知ったのですが


大将とおかみさんはいつもこの一杯を


出していてくれたんだと思うと気付けなかった自分が


情けないです。



営業マンHもサービス業をやっている身です。


大将とおかみさんに恥じない人間になって


大勢の方の記憶に残る自動車学校を目指したいと


思います。



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大将、おかみさん本当に20年間お疲れさまでしたニコニコ


また、食べれる日を期待して・・・