여러분 안녕하세요
さてさて3日目の続きです。
聖なる水の駅の次は「蚕室」へ向かった。
蚕室は何年ぶりだろうか?
約20年前に初めて韓国へ行ったときか?それとも2度目の時以来だろう。
汝矣島から漢江遊覧船に乗り蚕室で降りた記憶がある。
夜遅く蚕室に着くとあたりは真っ暗だった。
徒歩で建設中のアパートの中を抜けて蚕室駅まで向かったのだがその人通りの全くない道のりが怖くてたまらなかった。
そんな蚕室しか知らなかった私だが今回はデパート、ロッテワールドモールで買い物だ。
目的はマルディメクルディ。
私は行く前に決めていたトレーナーを買い、お嫁ちゃんは親子ペアのトレーナーを買った。
どれにしようか楽しい選択に時間がかかり、ここで一気に時間を費やしてしまった私たち。気が付いたらお腹も空いている。
「聖水で食べりゃ良かったのに」と息子が少し気がたっていた。なので次の目的地で食べるはずのロンドンベーグルミュージアムがここにもあるのを思い出し 「じゃあ行こう!」 と足早に向かったのだ。
受付のお姉さんが「イートイン2~3時間待ち、テイクアウトなら10分」と韓国語で言うのをお嫁ちゃんに日本語で伝える。
テイクアウトにしよう!
お嫁ちゃんが言語を日本語にしてササッとスマホで受付登録してくれた。韓国語がわからなくても全く問題ない!
韓国語でやろうとしていた私の出番が全くなく、かなりがっかりした。
今や韓国語云々でなく、熟練したスマホ操作なのだとわかった。
さてベーグルやスープを注文し待ち時間は退屈でなかった。満席の店内でパフォーマンス的なベーグルメニューを作っているシーンが面白かったからだ。
10分とはいかなかったが15分くらいで受け取った。
どこで食べるかだが外は極寒で無理だ、受け取ったはいいがどうしよう?と思ってるとお嫁ちゃんが「フードコートはどうですか?」」と言う。
またまた機転が利くお嫁ちゃんだ。変なところで生真面目な私はフードコートはそこで注文したものしか食べちゃいけないんじゃないかなと思ってしまう。
そんな私だが席を取るのは上手いのだ。いち早く空きそうな席を見つけ混雑してるフードコートで座ることができた。
そして4,000円近く払って買ったものを真っ先にカバンの中から出した。
ハサミの登場だ。
この時のために買ったといっても過言ではない。(もっと年を取ったら持ち歩けたりもするか)
パンの中でもベーグルは固めだ。歯の調子がイマイチの私たち夫婦はハサミで切って食べる気満々。ところがロンドンベーグルは思ったより柔らかくハサミは必要なかった。せっかく持って行ったハサミだから色んな種類を分けて皆で食べるのに使った。
初めて食べたロンドンベーグルは私の勝手な想像を裏切った。皆で食べたから美味しかったのかもしれないがかなりの美味しさだ。
観光客だけでなく地元の人たちにも大人気のわけだ。今度は他店にも行ってみたいと思った。
お腹いっぱいの後は2日目の明洞SPAOのリベンジだ。知らなかったのだがここにもSPAOがあった。お嫁ちゃんが喜んだ。
SPAOなんて聞いたことなかった私だが日本のGUみたいな店だと教えてくれた。なるほど。
温かいデパートの中、目的を果たした大人たちだが孫娘はこれからだった。
ガチャガチャがやりたくてしかたがないのだ。
私たちはポケモンのポップアップショップの横のガチャガチャに行った。
この時の孫娘の目の輝きと言ったらなかった。どれにしようか歩き回る。
何を選んだのか。
「カメラ」 だ。
子供の観察力ってすごいものだ。
実は今回の旅、じいじがカメラを持っていたからだ。
いつもはスマホに向かってピースなのだが
今回はじいじのカメラにもピースする。
しかしその前にこのガチャガチャ、購入するにはアップルペイかマスターカードらしい。さすがIT王国の韓国だ。
生憎マスターカードは誰も持っておらず、息子のアップルペイは韓国ではダメだった。
えっ?孫はやる気満々だがどうする?
息子が必死に再びアップルペイの登録を試みるができなくて諦める。どのくらい時間が過ぎたかわからないがそんな時、ある男の店員さんが救いの手を差し伸べてくれた。
「僕のアップルペイで買いますから代金を私に現金でください」と。
親切な定員さんが代わりにアップルペイで支払ってくれたのだ。
助かった。カメラを手に入れた孫は早速カシャカシャ、と写真を撮るのに夢中になっていた。
カシャカシャしながらホテルに戻った。時刻はまもなく8時だった。
これから夜ご飯だ。私たちは少し休憩した後、息子たちが食べたいと言ったサムゲタンの店にタクシーで向かったのだ。
カカオタクシーは本当に便利だ。すぐに来てくれる。
アプリを入れて良かったとホッとした。
タクシーは光化門広場を通り抜ける。ここにヨンヒ人形が現れた、とネットで見たが本当にいた。
暗がりのヨンヒ人形は少し怖かった。
そこからもうしばらくで目的地に到着した。

では・・・続きはまた。


