TOOL BOXの便利師 柘榴です。
載せ替えが終わり1,000km以上走行し、購入したエンジンに問題ないので、ここからはブローしたエンジンの分解・検証をしていこうと思います。
降ろしたエンジンをエンジン台に固定しました。
外観は全く綺麗でオイルシール類やヘッドガスケット、水周りもオイル漏れ、LLC漏れは全く見られません。
唯一水冷オイルクーラーの合わせ目とEXカムの後ろのサーキュラーパッキンから若干の滲みがある程度ですね。
社長と話してて
「ヘッドとオイルパンどっちを先に剥がして中を見てみたいですか?」
と聞いてみたら
「オイルパン」
oh(´・ω・`)・・・
見事な迄のアルミと思われる粉が・・・
#1#2のシリンダーの下側
こちらは#3#4の下側
もうね、この時点で絶望しかないのですよww
それもエレメントもあんなんでしたしね・・・
そしてクランク回り見てみましたが、バッフルとオイルポンプ周りが少々オイル焼けしてますね。
まあ、しっかりオイル管理してるとは云え40万kmオーバーですからね、この辺は想定内でしょうが・・・
スクリーンに何か付着してます・・・
綿のような、不織布のようなモノが・・・
後でじっくり観察しようと思って取っておいたのですが、外した部品の山に埋もれて行方不明・・・
取り敢えずバッフルを外してクランク回りを見てみます。
完全に焼き付いてロックした訳ではないので特にクランク周りは焼けた感はないですね。
こちらは左から#4#3のコンロッドキャップ部と#5#4#3のクランクャップです。
こちらは右から#1#2のコンロッドキャップと#1#2#3のクランクキャップです。
手感では特にガタ付きやネジの緩みはなく、回すとクランクが少し重いなってレベルです。
特にオイル管理に問題があるとコンロッドのナットが緩むケースがありますのでその辺りは安心です。
取り敢えず今日はここ迄として、次回はコンロッド&クランクのキャップを外してメタルやジャーナルを見ていきたいと思います。
でわでわ♪