いくつかの事業を手がけたが、ことごとく行きづまり、訴訟事件で負けたこともある。
したがって家は傾き、英治もそれにともなって浮沈のWEBディレクター激しい求人生活を大阪体験した。小学校を中退し、工貝から木労働軒、笛を吹く流しのマッサージ師まで、さまざまな職業を転々。

横浜の港湾で船具工として働いているとき、事故で人けがをし、それを機会に「文で身を立てよう」と心に決める。
そんな過去を持つ小説家はまた、雄子郎というWEBディレクター号をもつ求人川柳作家大阪でもあった。

作品に、こんな句がある、どん底の人に不思議な顔のか沁貧しい者への、いたわりの視線。
そうした英治にとって「行きづまり」とは、まさに「展開」と同義語なのだ。