おはゆに61製品ユーザー様から頂いた動画です。
正直私も驚きました。
ユーザー様からの以下のお声を頂戴しました。
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現車のノイズ確認いたしました。
結論から申しますと抵抗入りキャップとプラグ交換でかなりノイズの低減はされたと思います。
正直ノイズを見る手段がありませんでした。オモチャの様なオシロもあるのですが回転上げるとフリーズしてしまいました。ところが偶然なのですがアストロの安いテスターですと空中ノイズと電源ノイズがハッキリと表示されました。
同じ事を普段使っているテスターでは現れませんでした。
きっと安物テスターにはノイズ対策されていないのでしょうね。
またブラシのノイズテストはブラシのボディアースを浮かしても変化ありませんでした。
初めはメーター表示が動き回って電圧すら測定できませんでしたが交換後はきちっと測定できる様になりました。
試しに他のバイク Gl1000やz650ザッパーなどでも安物テスターで測定しましたがgt185の様な状況にはなりませんでした。
正直こんな状態になっているとは思っていませんでした。
電子機器に悪影響しかありません。原因がハッキリしてこれにノイズフィルター噛ませば正常に動作してくれると思います。
取り付けし動作確認できましたらご報告させていただきます。
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なるほどー、って感じです。
プラグキャップやプラグを抵抗入りにすることの効用は経験上も知り得ていましたが、まさかここまでとは正直思いませんでした。
実は、この方にはおはゆに61製電圧可変MOSFETレギュレターをお求め頂き、当初順調に稼働していたのですが、不具合が生じたため故障原因の調査をしていました。
調査の結果、故障していたのはMOSFETでした。
レギュレターでMOSFETが故障するというのは、きわめて稀な現象です。
故障する場合は電圧検知回路の素子である場合が殆どだからです。
後者の対策は実は最近の製品には既に仕込んでいます。今回の製品にも既に施工済です。ではMOSFETの故障はなぜ起きたか?
これは過去私自身が経験したことですが、S211で単身赴任先の金沢から京都に帰ってくる際のことでした。2022年12月のこと。
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金沢から京都へ冬期疎開回送中の、白ウサギ、ラビットS211ハイスーパー号のアクシデント。ライト点灯してメインヒューズ断の原因調査。
なんと、こんなところで地気してた。右スイッチから出ているライト配線がハンドルカバーと擦れて被覆が損傷し芯線が露出していた!
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この時におはゆに61レギュが故障したのです。
帰宅後調査してみると、MOSFETが故障していました。
メイン回路に相当大きなノイズがあったのでしょう。
今回のGT185は、メインヒューズ断ではないものの、イグニッション系のノイズがそれくらい大きかったのだろうというのが原因だったのではないかと推測できます。
さて、実際はどうなのか。
修理品に加えて、特製かつ非売品のおはゆに61製電源ノイズフィルターも一緒に送りました。
結果を期待しています。