ヤフオクで出品中のH1用レギュの質問欄でのやりとりです。
Q1:こんにちは。CB400F、CB750Fourに対応となっていますが、フィールドコイル制御タイプですか?。当方古いハーレーに使用を検討していますが、ショベル前期までについていたダイナモの12Vフィールドコイル制御、アーマチュア出力1本のタイプに使用できますか。宜しくお願いします。
A1:アーリーショベルの発電機はフィールドコイル制御のダイナモです。H1用レギュはオルタネーター用の製品です。ダイナモ用のフィールコイル制御のレギュもラインナップにありますが、フィールドコイルの制御方式により二種類ありますので、適合判定するために、フィールドコイルとつながっている配線とアース間の抵抗が何Ωあるか教えてください。普通に走行している車両の状態でエンジン停止時に測定してください。
Q2:ありがとうございます。約5オームでした。
A2:ということは、プラス制御ですね。 そのタイプのダイナモ用レギュレターは、現在プリント基板を設計製作中です。ちなみにダイナモの定格出力は何Wですか?
Q3:出力不明でした。分かりましたら連絡します。宜しくお願いします。
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A3:市販されているアーリーショベル用のレギュの配線太さを鑑みると、おそらく100W程度と思われます。当時の日本車のダイナモ出力もそれくらいです。それらを前提に一度試作してみようと思います。具体的な数字が分かればまた教えてください。 (出典:●ジェネレーター用 レギュレーター 12V|ハーレーパーツの通販-GUTS CHROME)
ハーレーのオルタネーターは単相交流発電機で、それ用のレギュレター&レクチファイヤはおはゆに61では既に商品化しています。またマイナス制御のダイナモ向けのレギュレターも商品化していますが、今回のケースはプラス制御のダイナモと分かりましたので、新たにラインナップに加える必要があります。
ただ、実はそれはスバル360のダイナモと同じなんです! スバル360は、フィールドコイルプラス制御のダイナモなのです。その製品は以前から設計しており、近日プリント基板を発注しようとしていた矢先です。自動車の消費電力はバイクより大きいため、360用の設計を少々アレンジすればアーリーショベル用のものも作れそうです。
面白くなってきました!
250221追記 詳しい方から、ハーレーの6V3ブラシジェネレーターはプラスコントロールで12V2ブラシジェネレーターはマイナスコントロールと教えていただきました。 上記では、12V2ブラシでプラスコントロールのような測定結果でしたが、測定方法に誤りがあったとのこと。 スバル360用ジェネは既にリリースしています。 6V3ブラシジェネ向けのレギュの開発は、進んでいます。こちらをご覧ください。
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