知人からCB750Fに取り付けて欲しいと依頼され、今回初めて自分でこの二つの製品をCB750Fに取り付ける作業をしました。その作業を通じて感じたことは、当方の製品の配線色が、ホンダの配線色と異なることに起因して混乱を生じさせかねない、ということです。
配線色 |
ホンダ |
おはゆに61 |
バッテリー(メインヒューズのマイナス側) |
赤/白 |
赤太 |
メインスイッチオンで12V加圧 |
黒 |
赤細 |
フィールドコイルマイナス側 |
白 |
黄 |
ジェネレーター三相交流出力 |
黄 |
黄 |
アース(バッテリーマイナス) |
緑 |
黒 |
この中で、私が一番混乱したのは、黒線です。
ホンダは12V、おはゆにはアース。
つまり全く逆。
カワサキでは黒線はアースに用いており、私はカワサキ乗りなので普通に黒線はアースと認識してました。
メーカーによって配線色は微妙に異なるので、全てのメーカーに合わせて配線色を変えるのは難しいとしても、この色使いではホンダユーザー様は恐らく混乱気味になるのではないかと危惧します。
正直いいますと、レギュとレクチを組み合わせて車両取付け用に配線をまとめているときに、私は何回か誤配線して端子を取り付けてました。車両につなぐまえに、間違いに気付きましたので、大きなトラブルには至ってませんが。
それと装置の大きさ。
できればノーマルレギュレクチが取り付けられているところにジャズストフィットできるようにあらかじめフィッティングを用意しておいた方がさそうです。
さらに、そもそもレギュとレクチを別体型にしておく意味はどれだけあるのでしょうか。
少なくとも、CB750Fに取り付ける場合は、一体型の方が絶対いいですね。
先日、CBX1000の方にレギュのみご購入いただき、取付け後のご感想をいただき、一応電圧制御という機能については良い評価を頂いたものの、おそらく配線しにくいかったのではないかと思います。
今回自分自身が実車に配線してはじめて気づいたことが沢山ありました。
W3やCB125JXでは問題なく作業できたのですが、CB750Fはこの両者とも異なるジェネレーター形式とうこともあり、改めて当方の製品の至らないとことに思い至りました。
この教訓を糧に、今後の製品開発をしていきます。まず一体型を早く完成させて、配線色をホンダに出来るだけ近づけようと思います。