H1の純正レギュレターの裏側。

抵抗やら配線やらが接続されている。いろいろ抵抗値を測定し、徐々に内部構造が分かってきた。

 

なるほどなあ、と。うまいこと考えたもんだと思う。

 

その回路はこちら。多分これで合っていると思うけど。

点線で囲っているところがレギュレター本体。

チリル式レギュレターの動作原理そのものは他のサイトでも掲載されているので、ここでは割愛。

 

注目は茶線のレギュ内部についている抵抗だ。これを経由して、チャージランプのマイナス側と接続することで、その1で感じた疑問が解消することになる。

 

ジェネレーターが発電していないときは・・・

茶→CHGLp→接点上側→緑→フィールドコイル→アース にてCHGLp点灯

 

発電しているときは・・・

茶と青がほぼ同電位となるため、CHGLp両端に電位差がなくなり消灯

 

そこで、茶のマイナス側のレギュ内部についている抵抗。

これは、ジェネレーターが発電していないときに、CHGLpに電流を流すためのものということがわかる。ここに抵抗が無ければ、CHGLp両端に電位差が生じないため、CHGLpに電流が流れず点灯しないので。

 

なるほどなーと感心する。

でも、これを電子制御にするのはなかなか難しい。なので、これまで市販されていたH1用のレギュレターはチャージランプ非対応だったものと推察する。

そこで私は頭をひねり、チャージランプ対応用の回路を見出した。それは企業秘密なのでここでは明かせない。

 

H1のCまでしかついていないチャージランプ対応レギュ。そんなニッチな領域の製品にもクローズアップして製品化した、おはゆに61製H1用チャージランプ対応レギュレター。お陰様で大変好評です。トラブルの申告もございません。皆さま順調のようで、何よりだ。

 

お求めはヤフオクにてお願いします。