H1の純正レギュレターの裏側。
抵抗やら配線やらが接続されている。いろいろ抵抗値を測定し、徐々に内部構造が分かってきた。
なるほどなあ、と。うまいこと考えたもんだと思う。
その回路はこちら。多分これで合っていると思うけど。
点線で囲っているところがレギュレター本体。
チリル式レギュレターの動作原理そのものは他のサイトでも掲載されているので、ここでは割愛。
注目は茶線のレギュ内部についている抵抗だ。これを経由して、チャージランプのマイナス側と接続することで、その1で感じた疑問が解消することになる。
ジェネレーターが発電していないときは・・・
茶→CHGLp→接点上側→緑→フィールドコイル→アース にてCHGLp点灯
発電しているときは・・・
茶と青がほぼ同電位となるため、CHGLp両端に電位差がなくなり消灯
そこで、茶のマイナス側のレギュ内部についている抵抗。
これは、ジェネレーターが発電していないときに、CHGLpに電流を流すためのものということがわかる。ここに抵抗が無ければ、CHGLp両端に電位差が生じないため、CHGLpに電流が流れず点灯しないので。
なるほどなーと感心する。
でも、これを電子制御にするのはなかなか難しい。なので、これまで市販されていたH1用のレギュレターはチャージランプ非対応だったものと推察する。
そこで私は頭をひねり、チャージランプ対応用の回路を見出した。それは企業秘密なのでここでは明かせない。
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