真新しいイグニッションコイルの横に、両面テープ?マジックテープ?で固定されています。私と同じですね。オーナー様からセミトラの効果についてご感想をいただきました。

 

~アイドリングは元々積層セラミックコンデンサー装着でノーマルよりは火花が強くなっていたのですが、セミトラで走ると各ギアを繋いで行くと凄く力強くなっているのを実感しました。またON OFFスイッチも説明書に書かれていた通りに4Pカプラーを使って配線を作り、こちらも無事に繋ぎ終える事が出来ました。スイッチは配線を足元のカウルの中を通してキーシリンダーの下側に両面テープで装着しました。有難う御座いました。~

 

実はこの方、最初はオリジナルのイグニッションコイルを使っておられましたが、当方のセミトラを取り付けたもののエンジンがかからないという不具合が発生していました。取り付けには問題無いようでしたので、ご返送いただき調査したところ、MOSFETが過電流故障していました。MOSFETが過電流故障するというのは、過去配線接続を誤った方や、CDI用コイル(抵抗がとても小さい)を使った方で起きたことがありましたが、今回はそのどちらでもないとのことでした。

ご返送いただき修理後、イグニッションコイルを新品に交換して試されたところ、幸い現象再発がありませんでしたので、おそらくイグニッションコイルの動作不安定に起因するスイッチングロスによる発熱ではないかと、当方では推察しています。

 

この手の開磁型コイルの古いものは、もともとノイズ放出が大きいのですが、中には今回のように不具合を起こすものもある、ということだと思います。また新たな知見が得られました。

 

当方では、ユーザー様のご申告によるトラブルにひとつひとつ丁寧に対応することを心掛けており、その結果、多くの経験知や知見を得ることができています。それは製品の設計に反映するなど、品質向上に大いに役立っています。今回もその一つということになりました。

 

さて、この方にはセミトラオンオフ切換スイッチもご購入いただいています。

このスイッチはマツトラと同時購入限定商品です。単なるスイッチですが、その楽しみ方はヤフオクの商品紹介欄をご覧ください。私も使っていますが、楽しいです。

 

足元のカウルの下を通して、ここから配線を出してきているんですね。なるほどーと思いました。配線の長さも1mとっていますので、余裕でもって来れたようです。

上り坂でセミトラのオンオフを行うと、セミトラオン時のトルク感をより実感できるのではないかと思います。ありがとうございました!

 

ラビットでは、S211以外にもS301、S601、S82Kといったラインナップに適合実績があります。各車のレビューについては、この記事をご覧ください