前回の更新から20日ぶりになります。。
7月に新しい職場になって、わりとすぐにライターになるためのライティングの勉強をしているので
なかなか更新できずでした。
今日からお盆休みですね!!
最大9連休の人もいるとか。
それにしても毎日毎日暑いですね~…
でも夏到来!って感じで個人的には嬉しいです。
さて。
7月はあまり行きたい美術展が無くて、2か所しか行ってないのですが
8月~9月は行きたいところたくさんあるのでご紹介します!
行けたらいいな~
全部行けるかな~
■フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線
会場:SOMPO美術館(東京)
期間:6/22~9/23
公式HP:【ロートレック展 時をつかむ線】 | SOMPO美術館 (sompo-museum.org)
ロートレックの企画展!
嬉しい!
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)
南フランスのアルビに伯爵家の息子として生まれ、幼いころから、絵を描くことに関心を抱いていました。
13歳のときに左脚を、14歳で右脚を骨折、以降下半身の成長が止まってしまい、絵画に専念するようになります。
1882年に画業のためにパリに出て1884年頃からモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人、娼婦たちの姿を描きました。
とくに素早い描線と大胆な構図を活かしたポスターが、一世を風靡しました。
飲酒や放埓な生活のために肉体と精神を害し、療養の末、母の居城があったマルロメで亡くなりました。
フィロス・コレクション
米国のベリンダとポール・フィロス夫妻が、20年以上にわたり収集しているロートレック作品の個人コレクション。
総数は300点以上にのぼり、現在も増え続けています。
その内容は素描を中心に紙を支持体とする作品(グラフィック)群で、
版画や書籍、ポスターに関しては、状態の良いものを厳選して収集しています。
すでにアメリカや中国でコレクションを紹介する展覧会が開催されていますが、日本での開催は今回が初めてとなります。
※公式HPより引用
ロートレックのポスターアートも好きだけど、人柄も結構好き。
裕福な家庭に生まれたけど、障害を抱えていて、富裕層階級の中では肩身が狭かったようで。
パリに出てから、下町のダンサーや、絵描き、娼婦に職人など、貧乏でも楽しく自分らしく生きる彼等の中で、
階級など関係なく接したロートレックの人間味というか本質的なところが好きですね。
先月に行った香雪美術館でも展示されていたこちらの女優の作品も公開予定!
(くわしくはこちら)
こちらも展示予定作品。
「日経おとなのOFF 2024年絶対見逃せない美術展(日経トレンディ2024年1月号増刊)」
の表紙にもなっているこちらも見ることができます。
ロートレックの展示会は日本では初!
東京だけど行こうかな~
開催期間が長いのは嬉しいですね。
といってもあと2か月もない。。
■CLAMP展
会場:国立新美術館(東京)
期間:7/3~9/23
※通常観覧日は7/6(土)~
※開幕記念特別観覧日(7月3日~5日)は完全日時指定制で「開幕記念限定チケット」をお持ちの方のみ入場可(終了)
公式HP:CLAMP展 | 企画展 | 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO (nact.jp)
創作集団CLAMPの作品展!!
むしろなんで今までなかった!?(笑)
小学生~高校生の時に「カードキャプターさくら」と「ツバサ」が好きだったな~
CSさくらに関しては漫画もアニメも見てたな~
こちらも9月下旬までと会期が長いですが、もたもたしてると行きそびれそう…。
すでに始まってから1か月経っているので、行かれた方は感想聞かせてください!
■デ・キリコ展
期間/会場:2024年4月27日[土]~8月29日[木]/東京都美術館
2024年9月14日[土]~12月8日[日]/神戸市立博物館
公式HP:『デ・キリコ展』公式サイト (exhibit.jp)
『不思議の世界へ、ようこそ。』
そんなキャッチコピーにも惹かれるデ・キリコの大回顧展!
こちらは東京と神戸にて開催!
ポスターにも使用された《形而上的なミューズたち》 (1918年)もほんとに不気味だよなぁ。。
ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)/Giorgio de Chirico
イタリア人の両親のもと、ギリシャのヴォロスで誕生。父の死後、母、弟とともにミュンヘンに移り、そこでフリードリヒ・ニーチェの哲学や、アルノルト・ベックリン、マックス・クリンガーらの作品に触れ、大きな影響を受けます。
1910年頃から、簡潔明瞭な構成で広場や室内を描きながらも、歪んだ遠近法や脈絡のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常の奥に潜む非日常を表した絵画を描き始めます。後に自ら「形而上絵画」と名付けた作品群は、詩人で美術評論家のギヨーム・アポリネールの目に留まり、彼を介してシュルレアリストをはじめとした前衛画家たちに知られるようになり、大きな影響を与えていきます。
1919年以降は伝統的な絵画へ興味を抱くようになり、古典的な主題や技法を用いた作品を手がけるようになります。そうして、1920年代半ば以降はシュルレアリストたちと険悪な関係になり、他の前衛的な芸術家や批評家に対しても厳しい態度をとるようになります。
一方で、過去に描いた「形而上絵画」の再制作や、「新形而上絵画」と呼ばれる新たな作品も生み出していきます。こうした過去作の再制作や引用は、ときに「贋作」として非難されましたが、ポップアートの旗手アンディ・ウォーホルは、複製や反復という概念を創作に取り入れたデ・キリコをポップアートの先駆けと見なして高く評価しました。
弟や最愛の妻といった自身の芸術の理解者が身近にいたデ・キリコは、世間の評価に左右されることなく、90歳で亡くなるまで己の才能を信じて精力的に創作を続け、絵画や彫刻、挿絵、舞台美術など幅広く、数多くの作品を残しています。
※公式HPより引用
ポップアートの先駆者!デ・キリコ
しかし彼の作品は謎というか不思議というか不気味というか…
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【開催概要】
イタリア人の両親のもとギリシャで生を受けたジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。
1910年頃から、簡潔明瞭な構成で広場や室内を描きながらも、歪んだ遠近法、脈絡のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常の奥に潜む非日常を表した絵画を描き始めます。後に「形而上絵画」と名付けた1910年代の作品は、サルバドール・ダリやルネ・マグリットといったシュルレアリスムの画家をはじめ、数多くの芸術家に衝撃を与えました。1919年以降は伝統的な絵画技法に興味を抱くようになり、古典絵画の様式へと回帰していきます。それと同時に以前の形而上絵画の題材を取り上げた作品も頻繁に制作するなど、90歳で亡くなるまで創作を続けました。
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※公式HPより引用
うーーーーーん。。難しい。。。(苦)
YouTube・山田五郎のオトナ教養講座ではもっとかみ砕いて分かりやすく、
五郎さんが解説してくれているのでチェックしてもいいかも!
(3か月限定公開なのでご注意ください)
【期間限定公開「デ・キリコ展」の楽しみ方まる分かりSP②】時代の先駆!ジョルジョ・デ・キリコ 実はポップアートの先駆けでもあった!? (youtube.com)
■TRIO パリ・東京・大阪モダンアート・コレクション
期間/会場:5/21~8/25/東京国立近代美術館
9/14~12/8/大阪中之島美術館
公式HP:【トリオ展公式サイト】TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション (nikkei.com)
こちらの変化球企画、めっちゃ楽しみなんですよね~!!!
たぶん中之島美術館の方で行くかな?
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【開催概要】
パリ、東京、大阪-それぞれ独自の文化を育んできた3都市の美術館のコレクションが集結。
セーヌ川のほとりに建つパリ市立近代美術館、皇居にほど近い東京国立近代美術館、大阪市中心部に位置する大阪中之島美術館はいずれも、大都市の美術館として、豊かなモダンアートのコレクションを築いてきました。
本展覧会は、そんな3館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組み、構成するという、これまでにないユニークな展示を試みます。
時代や流派、洋の東西を越えて、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で組まれたトリオの共通点はさまざま。総勢110名の作家による、絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、テーマやコンセプトに応じて7つの章に分けて紹介することで、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かびあがらせます。
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企画展としてかなり攻めてる!!!(笑)
面白そう!!
伝統的で静かな美術展も好きだけど、こういった変化球もたまらない。。
時代・流派・場所・人種・主題・作品ジャンル…
そういう垣根を超えた、ただただ純粋に『作品の共通点』として集約されたトリオたち。
110人の作家による34組のトリオ!
濃厚そうだな~。
共通点を見つけるということは、人間的に近しいものを発見するって作業に近いのかも?
パリ・東京・大阪のコラボも素晴らしい…
有名な作家の作品が見たいというより、企画にわくわくするっていいね。
これは絶対に行きたい!
■生誕140周年記念 石崎光瑤
会場:京都文化博物館
期間:9/14~11/10
公式HP:生誕140年記念 石崎光瑤こうよう - 京都府京都文化博物館 (bunpaku.or.jp)
こちらは日本画。
私の地元でもある富山県出身の画家・石崎光瑤の作品展です。
石崎光瑤(いしざきこうよう)(1884〜1947)
鮮やかな色彩で華麗な花鳥画を数多く残した近代京都の日本画家である光瑤。
富山に生まれた光瑤は、19歳で京都に出、竹内栖鳳に入門。1916年から翌年にかけてインドを旅し、
帰国後、その成果として《熱国妍春》(ねつこくけいしゅん)、《燦雨》(さんう)を描いて文展・帝展で二年連続の特選を受け、注目を集めました。
光瑤は、早くから奇想の絵師として知られる伊藤若冲に関心を持ち、若冲の代表作を発見し、雑誌に紹介、制作にも活かしました。
※公式HPより引用
公式では「若沖を超えろ!絢爛の花鳥画」と紹介されてました(笑)
豪華な花鳥図とか植物の画が期待できますね。
■塩田千春 つながる私(アイ)
会場:大阪中之島美術館
期間:9/14~12/1
公式HP:塩田千春 つながる私(アイ) | 大阪中之島美術館 (nakka-art.jp)
塩田千春(1972年~)
大阪の生まれ。現在ベルリンを拠点として国際的に活躍する塩田は、「生と死」という人間の根源的な問題に向き合い、
作品を通じて「生きることとは何か」、 「存在とは何か」を問い続けています。
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【開催概要】
本展は、全世界的な感染症の蔓延を経験した私たちが、否応なしに意識した他者との「つながり」に、
3つの【アイ】-「私/I」、「目/EYE」、「愛/ai」を通じてアプローチしようというものです。
それぞれの要素はさまざまに作用し合いながら、わたしたちと周縁の存在をつないでいると考えます。
インスタレーションを中心に絵画、ドローイングや立体作品、映像など多様な手法を用いた作品を通じて、
本展が 「つながる私」との親密な対話の時間となることでしょう。
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※公式HPより引用
今回16年ぶりに開催する大規模な個展だそうです。
また、3つの『アイ』がキーワード。
今年の3月に中之島美術館へ行った時にこの企画展を知りました(モネ 連作の情景/大阪中之島美術館 にて紹介)
塩田さんのことを知ったのは昨年行った東北旅にて。
十和田市現代美術館で塩田さんの作品がありました。
最近の世の中の傾向として「孤立・孤独・独り・個人」をよく見る気がします。
個と個が線でつながる時、つなぐ時、つながりたいと感じたとき、
塩田さんの作品を思い出すのかもしれない。
というか私勝手に塩田さんって男の人だと思い込んでた…
めっちゃ優しそうな女の人だった…(すみません)
全体的に8月は東京、9月14日から関西の展示が多いですかね?
みなさんは何か気になる企画展はありましたか??
参考になれば。
ではまた。