梅雨でじめじめですが…

ようやく夏服を楽しめる日が増えてきて嬉しい~

仕事も決まったので、仕事用のスラックスとかジャケットとかも買いまして、

プライベート用でも数着新調しました。

ほとんどUNIQLOとGUですけどね(笑)

これでしばらくお洋服買わないで済む…

 

 

 

 

日程:2024年6月23日

場所:神戸市立博物館

展示:テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本

 

アップするのが遅くなってしまいましたが、

弱い雨が続いたこの日に行ってきました!

神戸市立博物館

今回は美術館ではなく博物館。

ちなみに神戸市立博物館には初めて訪れました。

古き良きアンティークの外観が素敵ですよね。

 

 

神戸市立博物館は桜井小太郎の設計、昭和10年(1935)竣工の、

旧横浜正金銀行(現 三菱UFJ銀行)神戸支店ビルを転用しているそう!

正面にドリス様式(※)の円柱が建ち並ぶ新古典様式の建物で、昭和初期の名建築と言われています。

平成10年(1998)には登録文化財となりました。

(公式HPより引用)

 

(※)古代ギリシア建築における建築様式(オーダー)のひとつで、柱の上部のキャピタル(柱頭飾)が鏡餅状の物を指す。

紀元前11世紀~6世紀、ドリス人がギリシャ北部から侵入し、イオニア人を追い出した後、ギリシャ神殿様式の基本となった柱のオーダーのこと。

ドリス(ギリシャ、トスカナ)は男性の体を象徴する。

 

 

■アクセス

今回は阪急線で。

阪急梅田から特急で約30分。神戸三宮駅で下車して徒歩10分ほどで到着します。

 

 

■入場料

一般 ¥1,600.-

※現金、交通系ICカード、クレジット決済OK。QRコード決済はほとんどダメだったはず。

※マイナンバーカード提示で200円引きでした。

 

 

 

 

今回は写真撮影OKだったのでたくさんご紹介しますよー!

博物館で写真撮影OKって珍しいな…嬉しい…

 

 

▼お気に入り作品

 

まずは阿部寛…じゃなくてルシウス

このあともちょいちょいルシウス出てきてテーマごとに簡単な一言を添えてくれてます。

 

このルシウスが言うように、

テルマエ=古代ローマ時代の公共浴場(大小関わらず)が栄えた

この時代のローマは豊かでかなり統治されていた時代だったみたいです。

 

演劇などで使用された仮面。

演劇などが楽しめるって人々の心にゆとりがある証拠ですよね。

 

 

 

 

これらの壁画?石画?は1世紀にフレスコで描かれたとされる出土品。

ナポリ国立考古学博物館の所蔵品です。

こんな綺麗な形で残っていることに感動した~!

この時代から静物画は絵のテーマのひとつだったんだな。

当時の人々の生活が分かるようで面白い。

 

 

こちらも生活に欠かせないもの。

ワインを運ぶ時に使われる陶器。

写真で大きさ伝わります…??

高さ112㎝×直径27.5㎝!結構大きいですよね!

小さい子供ぐらいの大きさの陶器をぜん1世紀ごろからすでに製作していたこともびっくり。

 

 

古代ローマ展にはよく見る、動物の顔・手足を器にドッキングしたタイプの陶器。

かわいい。

こういうセンスって面白いよなぁ。

 

 

「ヒョウに乗る幼児」

 

これ本当に綺麗…

皿の表面では二人の男の決闘の様子が、

裏面ではそれを盛り上げる外野の様子が描かれています。

 

 

「アポロ・ピュティウス坐像」

 

美しい…

けど男の人だと思う。(笑)

頭部と両腕は近代の修復だそうです。

 

 

子宮…って、え??(笑)

 

 

 

古代では医療は全く発達していなかったため、

湯に入ることが治療の一つとして考えられていました。

 

 

「着衣女性像」

 

実は今回わずかながら写真撮影禁止だった作品に、

№73「着衣女性像」があって、それはそれは見事なんですよ…

MIHO MUSEUM所蔵の高さ185㎝の大柄な青銅像。

まじですごい。

それが紀元前2~1世紀に造られたってマジ??

気位が高い女性なんだろうと思うけど、高貴で自信に満ち溢れているようで、背筋がシャンとしていて…

立派で素晴らしい美しい女性像でした。

この写真の「着衣女性像」とはまた違う青銅像だけど、

顔がないのと、本当に細密に造られているのは同じ。

是非、実際に見てほしいです。

 

 

 

当時のアクセサリーは指輪が多かった様で。

ちょいちょいこういうのあるなぁ

 

 

この時代から、すでに女性の裸体に対して美しいという感性があったんでしょうかね。

 

 

 

 

 

平たい顔族…やかましいわ。

 

ここからは【第4章 日本の入浴文化】へ。

 

有馬温泉寺縁起絵巻(内藤喜昌)

 

 

写真NGでしたが、武田信玄像と豊臣秀吉像もありました!

こんなところでお目にかかれるとは…

ふたりとも、自分の為だけの秘湯を地方に作らせるほどの温泉好きだったそうです。

 

 

「江戸名所百人美女 御殿山」(歌川国貞)

これ!!見れてうれしーーー!

かわいいし、美人画のひとつで、湯殿を使っている女性を描くってもう最高やん。

綺麗~…

 

「時世粧年中行事之内競細腰雪柳風呂(いまようねんちゅうぎょうじのうちくらべこしのゆきのやなぎゆ)」

(落合芳幾)

明治元年に製作されたとされる大判錦絵3枚続。

神戸市立博物館の所蔵品だそうです。

これいろいろカオスで細かく見るのめっちゃ楽しかった(笑)

女の人が裸で半狂乱になってるのっていつの時代もおもろい。(笑)

是非単眼鏡で細部まで観察してほしいです。

 

 



 

いかがでしょうか?

6月22日(土)からの開催だったのでまだまだ間に合います!

 

テルマエロマエの漫画、途中まで読んでいたけど、もう一度読んでみようかな~

全6巻で完結しているようです。

映画も併せて観たいな。

 

神戸市立博物館は9月から特別展「デ・キリコ展」も開催されるから楽しみ!

また行かなきゃ~

 

 

ではまた。