先月中旬から本格的に始まった私の就職活動ですが、

先日最終面接を終えてきまして…

最終合否結果は今週中に連絡が来るとのこと!

もう転職活動終わりたい…(切実)

 

 

 

 

 

 

さて!やっと行ってきました!

キース・へリング展!

今月23日までの開催だったので行けて満足!

 

 

日程:2024年6月8日

場所:兵庫県立美術館

展示:キース・へリング展 アートをストリートへ

 

 

[アートはみんなのために]

 

アメリカンポップドローイングの代表的な存在のキース・へリング。

彼の31年の短い生涯のうち、製作期間はさらに短くたった10年間。

その10年間で残した彼の作品はどれも、刺激的でポップで皮肉的でメッセージ性の強い作品が多かったです。

それとなく『生』と『死』を帯びているというか。

生きることとか社会に対して強く訴えたい気持ちがあったのだと思いました。

それは彼自身にとって死が遠いものとは思えなかったからなのかもしれないです。

 

 

▼カンテレ公式紹介LPより引用

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明るく、ポップなイメージで世界中から愛されているキース・ヘリング。
ヘリングは「アートはみんなのために」という信念のもと、1980年代のニューヨークを中心に地下鉄駅構内やストリート、つまり日常にアートを拡散させることで、混沌とする社会への強いメッセージを発信し、人類の未来と希望を子どもたちに託しました。
ヘリングが駆け抜けた31年間の生涯のうちアーティストとしての活動期間は10年程ですが、残された作品に込められたメッセージはいまなお響き続けています。

本展は6メートルに及ぶ大型作品、また日本初公開を含む150点の作品を通してヘリングのアートを体感いただく貴重な機会です。社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に対して最後までアートで闘い続けたヘリングのアートは、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶることでしょう。

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今回は写真撮影OKだったので是非ご覧ください!

※一部作品は撮影不可

 

 

 

 

▼個人的お気に入り作品

 

NYの地下鉄の構内でチョークで描かれたドローイング。

猿人が人々に神々しく祀りたてられてますね。

 

これを見て思い出したのは日本の歴史の教科書に出てくる明治時代の風刺画。

河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)の作品「明治社会諷刺図会」のうちの一つであるコレ。

「金銭を無駄遣いする愚かさ」を象徴している本作と、

キース・へリングの戦車が擬人化して、お札を燃やす場面がリンクした印象でした。

 

戦争は人の命も大切なお金も燃やすのに、どうして賛成しているのか?

と問う風刺画なのかも。

 

 

キリストを揶揄してる?

 

「無題」

これ結構怖い感じだったんだよなぁ。

でもその印象は間違ってなくて。

キースがこの作品を制作した時、親しい人を亡くしたタイミングだったそう。

自分自身を題材にして、人生と向き合った作品だとか。

それは確かに「死」を連想させるというか、不気味な雰囲気を纏ってて怖いと思うのも不思議じゃないよね。

ドローイングの変な生き物が悍ましすぎるんよ…

 

 

「無題」 ※エンジェル・オルティス(LAⅡ)との共同制作

正直これはあんまり好きじゃない作品(お気に入り作品ってことにしてるけど)

人の形してるけど、気味悪いし、内臓か細胞か、

うにょうにょしたものがうごめいてるイメージがちょっと受け付けない…

 

 

 

 

 

 

 

 

「スリー・リトグラフス」

人が高く積みあがってユラユラ揺れて背比べしているようなイメージの1作目、

元気いっぱいな2作目、(←これが一番好き(笑))

キュビスムを揶揄しているかのような3作目。

このコミカライズされたような3つのシリーズで1つの作品。

 

 

 

 

 

 

「アンディ・マウス」

キース・へリングとアンディ・ウォーホルとミッキーマウスのコラボレーション作品。

サングラスをかけた銀髪のミッキーが、私たちがディズニーランド等にお金を払うことを嘲笑っているかのよう。

ちなみに銀髪はアンディを模したモティーフらしい。

 

 

「『スウィート・サタデー・ナイト』のための舞台セット」

黒人歴史月間に、NYのBROOKLYN・Academy・of・musicで行われたダンスパフォーマンスの

舞台背景として製作された。

 

 

このラッキーストライクスタイリッシュでかっこええな~

 

 

これじわじわくる(笑)

結構好き。

 

これも好き。

日本に来てくれたこともあるらしい。

平和を願う彼らしい。

 

 

赤と青シリーズ。

その中の↓これめっちゃ好き。

むかつくなぁこいつ(笑)

 

 

 

人のような、女性の性器のような、なめてかかってる何かの動物のような…

 

 

 

 

 

▼キース・へリングが残した言葉

 

また、印象的だったのは”彼が書き留めた言葉”

 

 

 

 

 

 

”人と違って良かった”

私もそう思えるようになりたいな。

これが一番好きな言葉だな。

 

 

 

 

 

▼そして今回のミュージアムグッズ!

予定通り(前回の記事より)、

キャップとステッカーと猿田彦珈琲コラボのドリップコーヒーとポストカード…

マグカップはちょっと諦めて、Tシャツを買いました!

 

 

ポストカード

ポストカードセットというのもあったのですが、¥4,000~6,000してたのでさすがに諦めました。

厳選して4枚!一番手前の男の子がぶさいくかわいい。

 

 

ステッカー2種

ステッカーは中身が分からないように銀紙で個包装されてました。

今回はミッキーのやつ。

アンディ・ウォーホルとの共作の作品のやつですね。

 

 

コラボ商品のドリップコーヒー

淹れるの楽しみ~

 

 

さて本命!

キース・へリング展オリジナルキャップ

今年の夏にキャップ被りたかったから嬉し~!

シンプルだけどかわいいし、どこのブランドショップにも売っていないから

限定感もあるし最高。

これに白Tシャツ×黒ストレートパンツ×スニーカーで合わせたい。

 

 

とくにおすすめなのがTシャツ!

サイズもS・M・L・LLまであるし、

デザインもパッと見20種類ぐらい?あって「どれにしよっかな~??」って悩んじゃいました。

ぴったとした感じで着たいのであえてSサイズを選びました!

 

 

 

 

 

 

キース・へリング

日本も愛してくれたアメリカンカルチャーの代表格。

私が生まれる少し前に亡くなったんだもんなぁ。

短いのは惜しいけど、彼の生き方ってかっこいい。

 

 

 

ではまた。