龍泉洞から車で約2時間。

 

十和田市へ!

 

お目当ては十和田市現代美術館

Instagramで見て、ずーーーっと行ってみたかった美術館のひとつ。

 

現代美術館って個人的に当たり外れがあるけど、

ここは行って良かった…

好きな作品多くて嬉しい。(完全に個人の問題やんけ)

 

 

▼気になった作品たち

 

■「スタンディング・ウーマン」(ロン・ミュエク)

インパクト大!映えるな~。1番最初の展示室にあってパンフレットの表紙にもなってるぐらいこの美術館の代名詞ぐらいの作品。

 

でもね、直接見てみるとなんか不思議な感じだった。

質感がリアルすぎて怖いとか、

体と四肢の寸法とバランスがちょっと変で不気味とか、

どういう気持ちの時の表情?って感じでなんか…

おもしろいとかじゃない不思議な作品。

 

 

■「水の記憶」(塩田千春)

これもちょっとびっくりする印象の作品。

でも作品の解説を確認して、『なんかいいな』って思った。

▼パンフレット掲載の解説

十和田湖にあった一艘の古びた木船。それをつなぎ止めるかのように無数の赤い糸が、まわりに張り巡らされています。船は、未知の場所へ導くと同時に、水上を渡るという点で死と隣り合わせの存在であると塩田は言います。船、そして1本1本を捉えることができないほど何層にも編まれた糸からは、場所やものに宿る記憶や人の縁、死といった、私たちの「生」に連なる目には見えない不確かな存在を想起させられます。

 

 

  

 

 

■「ロケーション⑸」(ハンス・オブ・デ・ベーク)

これは不思議な感覚と世界に連れてってくれる作品。

最初暗闇で怖かったけど、目を凝らして作品に溶け込めると素敵。

 

 

 

■ザンプランド(栗林隆)

ぱっと見、白い無機質なダイニングを模した部屋のような感じだけど…

テーブル、そしてその上にある椅子へ登って穴を覗くと、そこにはえ!?っていう光景があって、「あ、この世界観好きだな」って思った。

『一方からだけでは見つけられなかった”何か”に出会うことがあるかも』

うん、たしかにね。

 

 

ここから先は秘密で

 

 

■「闇というもの」(マリール・ノイデッカー)

光=人間の欲望、としてかえって闇の深さを強調している、とのこと。

うわ確かになぁ…

人間が自然に対する相反する感情を表しているってこの作品すごいなって思った。

 

 

 

■「PixCell-Deer#52」(名和晃平)

Pix=pixel(画素)、Cell=細胞・粒・器を表す名和による造語。

物質が画像や映像=情報の集合体へと変換された作品。

私たち現代人のPCやスマホを通して自然や生き物たちを見ていることを表現したような感じ。いくら写真や映画で感動しても結局それらは”本物”ではなく、pixelであり、本質ではない、ってことなのかな。

 

 

 

 

■夜露死苦ガール2012(奈良美智)

かわいい。けど服とか口元の表情とか、鋭利な何かを孕んでるこのアンバランスさがなんだか魅力的。

2階から撮影

 

 

 

 

ああ本当に行って良かった!

ちゃんとミュージアムグッズも買った♡

今回はめっちゃ可愛いイヤリング(何個目やねん)

 

現代アート好きな人なら、遠くても行った方がいいかも!

 

 

十和田市現代美術館のあとはレンタカーを返却して、

一旦仙台へ。行きたかったお店へ再度行ってみたけど、やっぱあかんかった。

 

しゃーないから仙台駅の展望台テラスに行ってみた。(めっちゃ普通のオフィスビルの最上30階)

こうしてみると、仙台って結構都会なんだ…

 

 

仙台駅内のサンドウィッチマン(めっちゃ推すなぁ)

以前、サンドウィッチマンの東北観光促進ポスターを見た海外の方が

旧Twitterで「日本人はジェンダーに対してなんて寛容な国なんだ!」ってツイートしてたの思い出した。

うん、まぁこのポスターならそう思わなくもない…か?

 

 

東北旅、3泊4日最高でした。

そして明日は東京!美術館巡り~

たのしみだ~!

 

早起き頑張ります。

ではおやすみなさい。