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 最近、ネット上の動きを、

ボチボチにさせて頂いております…



 

絵の方も、

お盆にアップしようとしてたのに

お彼岸も過ぎてしまいました。。。

 

 

 

子供の頃に家で飼ってた犬を、3分の2ぐらい擬人化しました。

 

毛はモフモフどころかゴワゴワですが、こっちのほうが、ぽいのです。

 

幼児だった僕にとってはそんな感じだったんでしょう。

 

 

 

全身像として描いたのですけど、ちょっと露出度高めなもので、全貌は一番最後に乗っけました。苦手な方はスルーでお願いします。

 

 

 

以下、ちょっと湿っぽいです。

 

 

 

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ごめんなさい。。。今日の文章、

読み直してみたらめっちゃ読みにくい…

余程お元気な方のみ、読んでやってください。

 

ペットが嫌いなわけじゃないです。

例えば隣の奥さんが散歩させてるヨークシャーテリアと出会うと、お腹とか撫で回し、じゃらし倒します。

(隣の奥さんをじゃないです。犬をです。)(いや、犬を口実に、とかでもないです。)

 

 

 

特に犬や猫など感情表現する動物は、どうしても飼えません。

子供時代の、この「出来事」が明らかな原因です。

 

 

 

 

 

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僕は最近のことはよく忘れますけど、幼少期の記憶は結構はっきりと残っています。

 

うちの自転車置き場に犬小屋がひとつあって、そこに、砂みたいな色をした、雑種丸出しの和犬が住んでました。

 

 

 

可愛かったとか楽しかったとか、いい思い出は特にありません。

 

きっと幼児の頃の僕にとっては、親の愛のいくらかを横取りする、ちょっと恨めしい存在だったかも知れません。

 

 

 

名前は、ちゅんこと呼ばれてました。だからたぶん、♀です。(すみません…ペットの性別を、女の子と言うのになかなか慣れません)

 

ちゅんこは、僕には余りなつかれていませんでしたが、他の家族には大事にされていたようです。

 

当時のアルバムには、子犬時代のちゅんこの写真が沢山あったのを覚えています。

 

 

 

 

 

 

ある日。。。

 

ちゅんこを見ると、口の横から、泡が出ていました。

 

当時は、洗濯の泡を食べて遊んでるんだろう、と思っていました。

 

大人になってから思えば、きっと何か病気を持っていたのでは。。

 

 

 

そしてきっと、このことが、あの「事件」の決定的な背景になったに違いないと信じています。

 

 

 

 

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あろうことか、近所の赤ちゃんを、ちゅんこが噛んだというのです。

(たかこちゃんという名前まで覚えています。)

 

当時は、あまり近所の人に文句を言う習慣がない時代でした。

現にその赤ちゃん一家は、ずっと優しかった事も覚えています。

 

 

 

それでも父親は、心を鬼にして保健所の人を呼んだというのです。

(実際に呼んだみたいです。)

 

目的は、そう。

 

 

 

「殺処分」

 

 

 

一度人を噛むと癖になるから、とか父親は言ってたのですが…ちゅんこがたかこちゃんを噛んだのは、病気のせいに違いない。

 

手負いの動物は獰猛です。弱い状況だからこそ、自分を必死で守ろうとします。


ちゅんこは、生きようとしたのでしょう。

たかこちゃんが無邪気に手を伸ばしてきたのを見て、ちゅんこの護身スイッチが入ったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

保健所の車が来て、

 

(以下、父親の証言です)

※父親の言ったことなので、話半分かもですけど

 

 

ちゅんこは、逆らうどころか、自分から、その車の荷台へ飛び乗ったというのです。

 

 

 

自分が人間の社会のなかでしてはいけないことをした事も、これからの自分のゆく末も、まるでわかってるみたいやった

 

まあ、歳いった犬やったから、分かってたんかも知れんなあ。。

 

 

車に飛び乗ったちゅんこは、ふり向いて座り込んで、じーっと寂しそうに、こっちの方、見とおったんや

 

で、そのまま後ろの扉閉められて走って行ってしもたんや

 

 

 

 

 

 

 

父親はたまにいい加減なことを言う男だったので、鵜呑みにはしにくいのですが…僕はそれ以来、感情表現する動物、犬や猫などを飼えなくなってしまいました。

 

 

 

 


 

時は流れて、(まだ引っ張る。。すみません)

 

 

 

僕は14歳から20歳ごろにかけて、頻繁に金縛りに遭うようになりました。

初めの頃は、鎧を着た落ち武者風のおっさんや、猪と何かのハーフみたいな妖怪など(笑)恐い奴が必ず乗っかって来て、大変でした。

 

ある日、

(あ、このあたりから金縛りの現実的な話になってゆきます。金縛りのファンタジー要素を大切にしたい方は、文末の青文字は読み飛ばして下さい。。。)


金縛りの説き方を知ってしまった僕は、もはや金縛りを恐れなくなり、むしろいつでも来んかい!状態で待つようになりました。

 

恐怖を感じなくなったせいか、金縛りとともに現れる幻は、恐くない何か(友達とか、近所のお姉さんとか)ばかりでした。

 (近所のお姉さんは、乗っかってくれませんでした)

 

 


それはいいとして、、ある夜。


また金縛りに遭い、もう慣れっこだった僕は「はい次はどなたでしょーねーー」的に、ゲストの登場を待っていました。

 

そこのお察しのいい方。ビンゴです!

 

闇の中からすたすたと現れたのは、大きな一頭の犬でした。

 

…ちゅんこやろ?

 

おまえ、ちゅんこやろ?……

 

やたら大きく見えたのは、当時の僕の記憶のせいでしょう。幼児から見たちゅんこはめっちゃ大きかったから。

 

その犬は、あおむけに横たわってる僕の上半身に乗っかって来て、よいしょ、と寝そべりました。

 

僕は動けない(動かない)まま、心の中でちゅんこに何度も謝りました。「…ごめんな、ごめんな…」ちゅんこはクスンともいわず、人の言葉を借りて何か言うわけでもなく、ただ静かに僕の上で身を横たえていました。

 

ひとしきり、無言のひとときを過ごして、ぼくはちゅんこにお別れすることにしました。いや、また次の金縛りのゲストに、きっと来てね。…

 

…じゃ、またね。。。

 

僕はいつものように、…ハッ!と金縛りを解きました。

僕の上で寝そべっていたちゅんこの姿は一瞬で消え、いつもの散らかった部屋の光景と、僕だけになっていました。

 

 

 

次の金縛りでは、ちゅんこの姿を念じてみよう。また星空から降りてきてくれるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

心待ちにしているのだけれど…あれ以来、ちゅんこはまだ現れてくれてません。

 

なぜかというと。。。

あの日が、僕にとって最後の金縛りだったからです……

 

 

 

最近、休日の前夜は遅くまで絵を描いてることが多いから、ちゅんこが降りて来るにも来ようがないのかな…

 

別に金縛りでなくてもいいから、いつでも来てね。家族がびっくりしないように、僕だけ起きて絵を描いてる時に。

 

その時は、擬人化じゃなくて似顔絵描いてあげるから。(どうせ似ないからゴメン)

 

 

 

 

 

 

~金縛りについて~

 

金縛りは平たく言うと、意識の脳が少し起きていて、運動の脳が眠っている状態だそうです。

金縛りを解く方法は簡単。腹筋に「……ハッ!!」と気合を入れて一気に起き上がると、金縛りは解けます。ハッ!ってやると、動けます。

 

横や下向きに寝てる時はどうする?・・・んーー、やったことない。。。でも同じようにハッ!って腹筋に力を入れたら動けて、金縛りも解けると思います。どなたか、うまくいったら(うまくいかなくっても)教えて下さいませ。。。

 

 

 

 

 

↓↓ちゅんこ(3分の2擬人化済み)の全身像

※露出度高めです!苦手な方は回れ右をお願いします

 

 

 

 

ものすごく時間をかけて描いたのに、解像度低くて画質荒くて、ちょっとがっかり。。。

いつもと同じキャンパスサイズだったのに。。。その割にデータがやたら重くなって、アメブロに載せれる限界(2MB)以下まで下げる落差があまりに大きかったのが関係してるかも。

 

クリップスタジオの、塗りの通常?(普通?)と積算の使い分けが、出来るようになってきました。毛はもっと濃淡を描き分けたかったけれど、きりがないのでここまでに。。。

 

ケモミミは、初チャレです。そのうちまたやります。

 

 

それでは。。。

最後までお付き合い下さり

ありがとうございました。