そろそろ年末調整の書類の配付が始まります。
そこで一言。
民主党のマニフェストに「子供手当」なるものがありました。
その満額支給の見合いとして、
23年から一定の場合の扶養控除が廃止となりました。
我が家にはもうすぐ2歳のワンパク坊主がいるので、
支給・改正の対象です。
ただ、個人的に現在の日本では、当該手当を支給し続けるのは、
財源的に不可能なので、世論同様に反対でした。
選挙の結果、民主党は政権与党にはなったものの、
財源不足で「子供手当」の満額支給は目処が立っていません。
にもかかわらず、扶養控除は廃止です。
日本はこういう改正多すぎです。
「子供手当」の満額支給が無理なら、
その見合いの扶養控除廃止にも一定の調整をすべきと思いませんか?
「子供手当が支給されたら、モデル世帯の手取りはどうなるか?」
なんて特集を当時の新聞・マスコミはこぞって取り上げていました。
ところが、「子供手当」の満額支給がされない場合の特集は見ましたか?
少なくとも僕は見ていません。
手取額の影響はご存知ですか。子供手当支給対象の世帯は基本的に
「実質増税」ですよ。
所得税は累進課税のために、年収の多い方ほど影響額は大です。
個人的に腹立たしいことこの上なしです。
増税そのものにではなく、政治家のやり方にです。
増税は良いとは言えませんが、冷静に考えれば仕方ないでしょう。
納得のいく説明で増税をし、
納得のいく使い方をしてくれればいいのです。
それが、この姑息な手段での増税。
この点に気づいていない人も多いと思いますよ。
スイマセン。グチをこぼしました。
BNR32