ハリル氏が監督をやっていた時の心配は、
・チームのリーダーがいない。
・若手を試すのはいいが、メンバーが流動的過ぎてまとまりが無い。
・最終的にどういうメンバーでどういう戦術で戦うのかが最後まで見えなかった。
西野氏に代わってからは、
・リーダーは長谷部。
・気心の知れた、経験豊かなベテランが多く、監督とのコミュニケーションもとれてまとまった、
・試合を重ねると共に、連携がスムーズになり攻撃のパターンが見えてきた。
心配していたことは全て解消されて、結果的に１６強に進出し、ベルギーと激しい打ち合いが出来た。
足りなかったことは、
・とにかく監督交代が大会直前で、若いメンバーを試すことが出来なかったのでベテラン中心にならざるを得なく、本当のベストメンバーではなかった。
・期間が短すぎて細かい戦術の徹底が不十分だった。
・総じて選手個人の体格とスピード、アイディアなどがもう少しほしい。
結果、
西野監督は出来ることをすべてやり、
選手は団結して守備をし、攻撃時もパスミスや連携ミスも極めて少なく、随所に冴え渡るプレーを繰り出した。
監督と意思疎通が取れ、チームとして忠実に戦術を遂行することが出来た。
現状では最高に近いパフォーマンスは出来たと思う。
ベスト16にとどまったのは、対戦相手が悪かったと言うしかない。
