高二あたりで「そろそろ塾考えてるんですよ」と言って相談に来る卒業生は
中3の上位の子に負けるくらいまで英語は劣化してることが多々あります。
あ、ディスるつもりはありません。
高校の授業が受験というものにマッチしてなかったり
または
マッチしているのだけれど学校の成績を取るための勉強になっているために
受験勉強というレベルでの徹底の仕方や詰め方になっていなくて
実はじわじわ劣化しているという子が多いんです。
長文ゴリゴリ読んで…ということから遠ざかってしまう子も結構いますし
文法の細かな抜けもたくさん出てきてしまっていたりします。
夏前に「大学受験考えてるんですけど英語が鈍ってる気がする」と言って相談に来た子がいました。
この子が勉強してないとは思えません。
学年では優秀な部類のはずですし、中学の頃もかなりしっかりやる子でした。
でも、そんな子でも、高校の頃は余裕で8割超えてたレベルの高校入試の過去問で、点数がちゃんと取れなくなっていました。
こういう子は、結構多くいます。
というか、継続していなかった場合はほぼこういう感じになると思ったほうが良いです。
継続というのは、塾を継続という意味ではなく
受験勉強としてやっていたことを継続という意味です。
ポジショントークで塾を継続しましょうよと言いたいわけではありません。
劣化するんです。
鈍るんです。
鈍る速度は、身につける速度に対して信じられないほどはやい。
すぐ鈍りますよ。
高校一年生、もう、半年前に解いた問題で点数取れなくなってるかもしれないよ?
確認してみると良いんじゃないかな。