とある二人の高校生の話。
一人は、第一志望だった都立の自校作成校へ進学し
もう一人は中学の頃はなかなか勉強に身が入らず、思うような受験結果にはならなかった生徒で、偏差値55くらいのところへ進学しています。
高校受験終了時点での英語の学力は、自校作成へ受かった子の方が圧倒的に上でした。
まぁ、そうですよね。
この二人のうち、55くらいの学校へ行った生徒は高校入学後も当塾で英語を続けていました。
大学受験へ向けて、高校受験のときにはやりきれなかった部分をしっかりやって大学受験で対応できる力を養う目的で。
一年経ち、今の二人の英語の力はなんと、逆転。
自校作成へ進学した子がある日、英語が伸びている気がしないと相談に。
そこで、高校入試のとある私立高校の入試問題を現状でどれだけ取れるのかを確認してみたところ
高校入試の頃よりも点が取れない。
忘れているんですね。
文法事項も抜けているし、長文の読解も鈍っている。
コツコツ高校入学後も継続していた子は着実にレベルをあげていて、高校でも上位にいます。
もちろん英語のみの話であって、自校作成へ進学した子は数学とか化学とかをしっかりやっているし、英語は学校ではやっているんですけれどね。
足りなかったということです。
今、自校作成に進学した子はこれはマズいということでまたやり直しをしていっています。
やり方はわかっている子なのですぐ回復していくと思うけれど。
こういう事例は、ものすごく良くあることです。
え?キミ、高校受験の時はこの学校受かるレベルになってたじゃん!
1年後に受からないくらいになってるじゃん!
みたいなね。
継続は力なりですし、継続しないと劣化する。
だから、週一回でもいいから高校に入ってからもしっかり継続して
文理どちらに進むにしても英語は必ずついてくるんだから
英語だけはきっちり続けていったほうが良いんですよね~。
やめちゃう人が多いけれど。
※ポジショントークです。でも、事実です。