塾内に
蚊
現る。
ゆるせ!ぬ!
退治せねばなりません。
ということで、蚊取り線香出動。
授業後生徒たちに
「これ、なんの匂いですか??」と聞かれました。
え? みんな蚊取り線香知らないの??
と思ったけれど、知ってはいるらしい。
でも、どうやら「あ~蚊取り線香の匂いだな~」とは授業中思ってなかった様子。
確かに今はいろいろありますからね。
灰が出てくるし匂いもする蚊取り線香なんて使わないかもしれないから
言われれば「あ~そうか」ってな感じでわかるけど~な感じ??
当たり前だと思っていた風景というものは、徐々に消失していくものですね。
そのうち見たいことないって子達も現れるのかしら?
てゆーか、すでにいる??
とすると、国語の文章で
蚊取り線香の香りが…
なんて文が登場しても、ピンとこない子達も出てくる?
てか、そういうものって結構ありますよね。
黒電話を見たことなくて、ダイヤルを回すって言ってもわからないとか
明治時代を舞台とした小説読んでも出てくる単語がよくわからんとか
そういうのってどうやって身につけていくんだろう?
先日面談で「スマホ封印して連絡はポケベルにしましょう」と言ったら、子どもはポケベルって何?って反応でしたし
駅の伝言板もありましたよね
なんて保護者の方と話していたら
そんなものが…信じられん…みたいな反応でしたし。
まぁ、そういうものを知ってるから偉いとか、そういう話じゃないし、知らんでも問題なく生きていけるんだけど、これが国語の文章だったら今の子たちはわからなかったりするのだろうと思うと、どうなんだろう??と思ってみたり。
そういえば昔、爆風スランプの『大きな玉ねぎの下で』を流していたら
「いい曲だと思うけれど、あんまりよくわからない」と言われたことがあったな。
まぁ、ゆーて私もポケベル世代じゃないし、伝言板なんてもっと知らんし、文通もしたことないのだけれど。