『追憶のZ』

この胸の悲しみを
吹き飛ばすほど 夜を走る
亡き友の思い出を 抱きしめて

ハイウェイ 吹く風
LAZY あてもなく 真夜中
OH BOY 何故なんだ 俺ひとり
残して逝くなんてないぜ

MDにアイツが好きだった
BORN TO BE WILD
殴り合いで芽生えた
絆は切れないと思ったのに
サヨナラも言えずに別れた

WOW… アイツの呼ぶ声が
WOW… OH 聞こえない

この胸の悲しみを
吹き飛ばすほど 夜を走る
亡き友の思い出を 抱きしめて
アスファルトに投げつけた
メットが響く夜の
静寂のブルースに 吠えていた

NAVY 涙も枯れちまい
JUST NOW 迎えた夜明け前
コーヒーで 冷めたBODY 温めても
SOULは虚ろな溜息

WOW… 冗談じゃないぜ
WOW… OH バカ野郎

ハードロック聴きながら
熱き夢を語った時が
遠ざかる 燃えつきる 灰のように
無言の銃声に
撃ち抜かれた胸の傷が
未だただ この俺を 苦しめる

アイツが愛してた
追憶の中のZが
火のような 輝きを 照らしてる
アイツの意志 忘れない
受け継いだ 夢のかけら
見ててくれ 立ち上がり 歩くから…