Windows 10では、OSの多くの設定が[Windowsの設定]
アプリに移行しているものの、
相変わらず「コントロールパネル」にも各種設定が残されている。
Windows 10で「Telnetクライアント」機能を利用したい場合は、
コントロールパネルの「プログラムと機能」から
「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択し、
「Telnetクライアント」にチェックを入れなければならない。
このように、たまにコントロールパネルを開く必要があるのだが、
[スタート]メニューをクリックして、
多くのメニュー項目から[Windowsシステムツール]-
[コントロールパネル]を探さなければならず、意外と多い。
面倒なことにWindows 10では、メジャーアップデートによって
メニュー構成などが大きく変更されてしまい、
以前あったはずのメニューが使えなくなることもよくある。
[スタート]メニューからコントロールパネルを開く
通常、コントロールパネルを開くには、
[スタート]メニュー-[Windowsシステムツール]-
[コントロールパネル]を選択する。
2017年4月にリリースされた
Windows 10 Creators Update(バージョン1703)を
インストールする前であれば
[スタート]ボタンを右クリックするか、
[Windows]+[X]キーを押して
表示されるクイックアクセスメニューに[コントロールパネル]が
あるので、これをクリックすれば
コントロールパネルを開くことができた。
ところがWindows 10 Creators Update以降では、
クイックアクセスメニューに[コントロールパネル]の
項目がなくなってしまい、
ここから開くことができなくなってしまった。
クイックアクセスメニューから
コントロールパネルが開けなくなった
Windows 10 Creators Update以降では、
[Windows]+[X]キーを押してクイックアクセスメニューを
表示しても、そこに[コントロールパネル]がなく、
ここからコントロールパネルを開くことが
できなくなってしまった。
次の方法を使えば、素早くコントロールパネルを開く
ことができるので覚えておくと良いと思います。
キーボードショートカットを使って
[システムのプロパティ]画面から
コントロールパネルを開く方法
[Windows]+[Pause]キーで[システム]画面が開くので、
ここで左上の[コントロールパネルホーム]のリンクを
クリックすればコントロールパネルのトップページを開くことができる。
[システム]画面からコントロールパネルを開く
[Windows]+[Pause]キーで[システム]画面を開き、
ここの[コントロールパネルホーム]のリンクを
クリックすれば、コントロールパネルを開くことができる。
一部の[Pause]キーが省略されているような
ノートPCでは、残念ながらこの方法は使えない。
コマンドでコントロールパネルを開く方法
[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]
ダイアログを開き、名前項目に「control」と入力して、
[Enter]キーを押せば、コントロールパネルが開く。
[ファイル名を指定して実行]でコントロールパネルを開く
[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]
ダイアログを開き、「control」と入力し、
[Enter]キーを押せば、コントロールパネルが開く。
同様にCortanaやWindowsエクスプローラの
アドレスバーに「control」と入力すれば、
候補として「コントロールパネル」が表示されるので、
これをクリックすることでも
コントロールパネルが開くことができる。
Cortanaの検索機能でコントロールパネルを開く
タスクバーの[Cortana]アイコンをクリックし、
検索ボックスに「control」と入力すると、
検索結果として「コントロールパネル」が表示されるので、
これをクリックすれば、コントロールパネルを開くことができる。
デスクトップに[コントロールパネル]アイコンを表示する
頻繁にコントロールパネルを開くのであれば、
デスクトップに[コントロールパネル]アイコンを
表示するように設定すればいい。
このアイコンをクリックだけで、
すぐにコントロールパネルが開くようになる。
[スタート]メニュー-[歯車(設定)]アイコンをクリックし、
[Windowsの設定]画面を開く。
ここで、[個人用設定]をクリックし、
[個人用設定]画面の左ペインで[テーマ]を選択する。
右ペインをスクロールし、
[デスクトップアイコンの設定]リンクをクリックする。
[デスクトップアイコンの設定]ダイアログが開くので、
「デスクトップアイコン」にある
「コントロールパネル」にチェックを入れると、
デスクトップに[コントロールパネル]アイコンが表示される。
デスクトップに[コントロールパネル]アイコンを表示する(1)
[Windowsの設定]画面で[個人用設定]をクリックする。
デスクトップに[コントロールパネル]アイコンを表示する(2)
[個人用設定]画面の左ペインで[テーマ]を選択し、
右ペインで[デスクトップアイコンの設定]リンクをクリックする。
デスクトップに[コントロールパネル]アイコンを表示する(3)
[デスクトップアイコンの設定]ダイアログが表示されるので、
「デスクトップアイコン」にある
「コントロールパネル」にチェックを入れる。
デスクトップに[コントロールパネル]アイコンを表示する(4)
デスクトップに[コントロールパネル]アイコンが表示される。
このアイコンをクリックすれば、すぐにコントロールパネルが開く。
コントロールパネルをタスクバーにピン留めする
コントロールパネルをよく使うなら、
タスクバーにピン留めしておくと便利である。
コントロールパネルを開いた状態でタスクバー上の
[コントロールパネル]のアイコンを右クリックすると
ポップアップメニューが表示されるので、
[タスクバーにピン留めする]を実行する。
コントロールパネルをタスクバーにピン留めする
コントロールパネルを起動し、タスクバー上の
[コントロールパネル]アイコンを右クリックして
ピン留めしておくと、すぐに起動できて便利である。