Suicaの払い戻し手数料をタダで済ませる方法 | テレビゲームのソムリエになりたい - yzxのつぶやき

Suicaの払い戻し手数料をタダで済ませる方法

スイカ 19枚 本日より、都心の私鉄・バスで使えるPASMOのサービスに加えて、JRへの相互利用が可能となるサービスが始まりました。私は小田急線、JR、都営三田線の3枚の定期券で仕事場に通っているのでそれらを一枚にまとめることができるのかなぁ~? と思っていたら、それはどうもできないらしく、結局のところ私はいつもどおりのyzxです。こんにちは。

さて、このサービスの肝心の部分と言えば、都心のバスを中心に使えるPASMO、JRで使うSuicaの両方を持っている人で、かつそれぞれが定期券でなければ、今後はどらちか1枚さえ持っていれば済むという部分です。中には、これからはPASMOに切り替えてSuicaを手放す…と、いった方もおられるかと思います。

さて、Suicaは購入時に2000円を支払い、そのうちの1500円分はチャージ済み金額として。残りの500円はデポジット(預かり金)として、みどりの窓口で払い戻しする際に戻ってくるという仕組みです。ただし、払い戻し時には払い戻し手数料が1枚210円かかりますので、チャージ金額が210円以上ある場合は、心なしか損する形になります。(チャージ金額が0~209円の場合は500円が必ず戻ってきます)。

で、今日たまたまなんですが、私はその手数料を実質タダで払い戻すことができてしまいました。ただ、そういったことは他人に教えるようなことではないし、ましてや、ここのブログで文章として残すようなことでもないし、ハナから私は他人にすすめるつもり気なんてこれっぽっちもありません。ただ、私は今日たまたま、そういうことができてしまったということで、話のタネとして日記として記すだけです。まぁ、払戻し手数料って必要ないんじゃないかなぁ~と、JRが今後もより良いサービスを提供してくたらなぁ~と望む気持ちはありますが。

さて、その方法ですが、
しつこいようですが、私は結果としてそういう状態に遭遇しただけなので、この方法を薦めるつもりは毛頭もありませんし、ここからの文章で『こいつ、DQNだ!』という気持ちになると同時に不快に感じることもあるかも知れません。あくまでも私は、すごく稀有なパターンにあてはまっただけだということを理解のうえでお読み下さい。

とりあえず、今日の状況に陥るには、それなりの事前条件がありまして、

1.大阪に住む友人からSuicaを大量に送ってくれとの話があった。
2.その購入費用として、友人が持っていた約1万9千円分チャージされたSuicaが2枚送られてきた。
3.都心のキヨスクはSuicaで支払いができ、Suica自体もキヨスクなどで買えるが、その支払いにSuicaが利用できるのかどうかが分からない状態だった。

というのが私の状態でした。

そもそも、なんで一気に約20枚のSuicaが必要になったのかが不明でもありますが、社員旅行の準備とかそんなんだとかと私なりの勝手な解釈であえて理由は聞いていません。その理由については、彼が次回私のとこに泊まりに来る時に聞いてみるつもりですが。(その『理由を聞く』という事態が私の中でちょっとした『楽しみ』になっているので、最近はそんな『楽しみ』をあえて取っとくような感じて生きてるので、あえて『今』は聞かないのです。)

まず、一番最初の3.の条件をハッキリさせるためにそれの確認をすればいいんですが、私の中の常識として『まずSuicaでは支払えんだろう』という認識があったので、私は自宅から一番近い『みどりの窓口』に向かい、2枚のSuicaを払戻しに行きました。場所は新宿駅南口の『みどりの窓口』です。私の相手をしてくれたのは、日曜日の午後14時頃に窓口業務をこなしていた唯一の男性で『帯刀』という恰幅のいいおじちゃん風のJR職員でした。

で、私は『これを払い戻してSuicaが欲しいんだけど』とまず一言。
おじさんは『じゃあ、まず払戻し手数料で210円かかりますけどよろしいですか』と。

私『うん、いいよ。いいよ。それで。そういや、Suicaってキヨスクでも売ってるんかな~(と、無難に3.の条件を確認するための話を切り出す)』
おじさん『ええ、売ってますよ。』
私『じゃ、それでSuicaって買えるんかな?』
おじさん『買えますよ』(と、おじさんは言いつつ払戻し作業をたんたんとこなし、私の目の前に『はい、これ』と払い戻した約3万8千円の現金を置く)

…えっ?
そうなの? 買えるの? じゃ、払い戻す必要もないし、友人にはチャージ金額がほぼ空のSuicaを+2枚送ることができるから、そうしたほうがいいよね。

私『ちょ、ちょっと待ってください。それじゃ、必要ないじゃん。』
おじさん『えっ、お客さん払戻し作業でいいんですよねぇ?』
私『いや、SuicaでSuicaが買えるんなら払戻し必要ないんじゃないか』
おじさん『お客さん、これでSuicaを買うんですから、払戻しでよろしいんですよねぇ』
私『だから、Suicaで買えるんなら払い戻し手数料かからないじゃないですか?』
おじさん『いや、Suicaでは買えませんよ。ですから、払戻しでよろいんですよねぇ?』
私『ん…あ、ああ。』
…? 話が食い違ってるぞ…? なんだ、もう払い戻し作業しちゃったからそれの取り消しが面倒なのか? という疑念が私の中で浮かぶ。とりあえず、おじさんは19枚の無記名Suicaを発行する作業に取り掛かっている。で、この発行作業がみどりの窓口ではかなり時間がかかる。そもそも、1人に1枚で充分のSuicaだから、一枚のカードを発行すると、一枚の伝票を発行するような形。まとめて発行できる仕組みにはなっていない。

で、この時間がかかったおかけで、私はなんで話が食い違っているのかを、おじさんとの会話のやりとりの最初から冷静に振り返ってみることができた。で、よ~く考えて直してみたら、おじさんは
『駅のキヨスクでSuicaを買って、それをSuicaで支払うことができる』
なんてことは一言も言っていない。

そもそも、Suicaを払い戻してSuicaを買うということ自体がちんぷんかんぷんなんだ。まず、ありえねえ。

で、私は確認のために『駅のキヨスクでSuicaを買って、それをSuicaで支払うことができるのか?』とおじさんに率直に聞いてみる。
すると
『いや、それは販売店に聞いてみないと分からないですねぇ~』

おいおい、こりゃ、ちゃんと確認した方がいいなぁ~と思ったら、おじさんも私の目的が理解できたのか
『あっ、じゃあ辞めますか?』と。そりゃ、当然やめる。キャンセルだ、キャンセル!!

多分、あれだ、会話の途中の『それ』をちゃんと聞き取ってくれなかったんだろう。
私とおじさんの会話をちゃんと直すと以下のような感じ。

私『これを払い戻してSuicaが欲しいんだけど』
おじさん(何言ってんだコイツ? まぁ、払い戻せばいいか)
私『そういや、Suicaってキヨスクでも売ってるんかな~』
おじさん(何だコイツ? Suica売ってる場所を知らんのか? )
おじさん『ええ、売ってますよ』
私『じゃ、それでSuicaって買えるんかな?』

※注:ここで、私の言う『それ』とは『払い戻したSuica2枚』を指すのだけど、おじさん的には『払い戻した金額』のことを指す。

おじさん『(ここで)買えますよ』


うん、多分、こんな感じ。
あとは、それぞれの認識で会話してるんだから、話が食い違うハズだ。

とりあえず、おじさんはキャンセル作業に移るわけだが、すでに払い戻しの際に手数料を計上した2枚を元に戻すことが可能なのか、バックルームに行って詳しいことを確認しに行く。これが結構待たされる。まぁ、私のようなケースは稀なんだろうから、仕方ないだろうと。ま、すでに発行した約10枚を無効にしなきゃならんので、それも面倒だろうが。ま、基本的に消費者は無知ですから、その意図を汲み取れなかったおっさんのミスというということで。

しばらくして、おじさんは戻ってくる。で、私に一言。
『すでに払戻しが完了した2枚の方はお戻しできませんので、現金でお支払いしてよしいでしょうか?』
とのこと。

結局、2枚がもどってこないのならば、全く意味がないんだけど、それを受け入れなきゃどうしようもないって言うんなら受け入れるしかねぇよなぁ~と。結果、私の手元には払戻しした金額と、手数料として計上されるハズだった420円も戻ってくることに…ん、あれぇ~? え~と、私は最初に述べた3.をちゃんと確認するためにキャンセルしたハズで、そのためにはチャージされたSuicaがないと話にならないんだけどなぁ。

まぁ、いいや。
とりあえず、私はキヨスクの運営する『NEWDAYS』と言うコンビニへ。
店に入るなり、レジにいた店員に『Suicaを19枚下さい』と。

店員『えっ、ええ~っ!?』
なんだよ、そのリアクションは? そんなに俺が珍しいか?
店員、慌てたように後ろの棚からSuicaを収めたファイルを取り出すが6枚しかありません。
どうやら、こっちの方が問題だったらしい。

つか、一日のべ700万人の出入りがある新宿駅のコンビニでたった6枚はねぇだろうと私は思うわけですけどね。
もう1人の店員のお姉ちゃんは、バックルームへ。で、そっちにはちゃんとあったようで、無事に19枚を購入。

で、それを私の持っているSuicaである程度支払いできるのか確認してみたら、それはできないとのこと。この後、もう一店の『NEWDAYS』でも確認したけど、SuicaをSuicaで買うことはできませんでした。ふぅ~。

まぁ、何だ、このエントリーのタイトルにしている方法を実行したいんなら、払戻し作業が完了した後でキャンセルすれば可能らしいということで。