今日は七夕だが、俺のいる場所はあいにくの天気だ。

 

前にいた田舎だと天の川もよく見えるのだが、実はこの時期は天気が悪い。

 

山の天気は変わりやすいというが、本当の事だなと思い知った場所だ。

 

夏のこの時期に月が欠けて、澄み渡った夜空という景色はあまり見れなかった。

 

今いる場所も街灯りで夜空の景色には期待できない。

 

休日の前の夜に遠出して、夜空を眺めるような事でもしないと天体観測は難しいだろう。

 

そう思うと便利な街中を離れて、少し郊外に暮らして、車を持つ方が俺の趣味に合うのかもしれない。

 

この週末は自宅でジッとしていたが、月内には引越の件も決めないといけない。

 

七夕に話が戻るが、去年は自治体のイベントで笹の葉に短冊をつけるお手伝いをした。

 

今年は笹のさの字も見ないので、全く七夕の雰囲気を感じない。

 

スーパーのそうめん売場にかろうじて宣伝のPOPがあるだけだ。

 

今は願いを込めた短冊も飾るだけで、川に流す事も出来ないだろう。

 

おまけに日本の7割の地域で天の川は見えないらしいから、近いうちに習慣はなくなってしまうかもしれない。

 

横浜で暮らしていた時、城ケ島で見る事が出来たのはスゴイ事なのだろう。

 

とにかく、今年も年に一度の天体ショーが見れないのは残念だ。

 

思えば、子供の頃に毎年書いた短冊の願いは一つも叶ってない。

 

でも、叶わない願いを書いたのだから、残念とは思ってない。

 

今年も叶わない願いを一つ、短冊はないけど曇った夜空に願っておこうと思う。