予想とは違って結構ハードな話の内容だった。
基本的には、東京の元の部署に戻って欲しいとの事で、いろいろ理由も説明された。
まぁ、個人の感情を除けば納得できない理由はない。
それなら以前の田舎の方に戻りたいのだが、東京でという方が優先されるらしい。
今の事業も前の田舎の事業も、東京での仕事もそれぞれに繋がりや関係はない。
仕事としての面白さは今の事業に感じ始めたところだが、赴任地として気に入ってたのは田舎。
東京の仕事は長年携わっていたので、慣れはあるけれど、2年離れた今でも通用するとは思っていない。
もうひとつ言えば、地方の環境に馴染んでしまうと、通勤が生活を圧迫している事に気づく。
正直な話、戻りたくはないのだけど、指示は戻れという事だ。
断った場合の選択肢は辞めるしかないと思ったけど、今の出向先に転籍であれば残れるらしい。
コロナの後の状況に明るい判断材料がなく、賢い選択肢には思えない。
即答をする話だったけど、週あけに返事をする事にして東京を後にした。
実は気持ちの中では、東京に戻る選択肢はないと思っている。
退職するか転籍するかで考えれば、仕事に不満がない以上は転籍一択だ。
そういう意味では即答でも良かったのだが、時間がもらえれば振り返って考える時間だ欲しかった。
この週末に少し考え事をする時間を取ろうと思っている。