2017年2月1日
脳腫瘍クッシング病の手術が終わり、ICUで一晩過ごしました。

痛み止めと、吐き気止めの点滴で何とか少し眠る事が出来ました。

目が覚めて、ふと右腕を見ると、点滴を入れている所が腫れていました。
コールを押すと、担当の看護師さんが来てくれて、右腕を見せると、点滴を差し換えてくれました。その時、「口もゆすぎますか?」って聞いてくれたので、お願いしました。

言われる前に、気がついてくれる、細やかな気遣いがないと出来ない事ですが、それができるのは、とても素晴らしいと思います。

その後、担当医師の若い先生が、左手首の点滴を抜きに来て、抜いた瞬間に血が吹き出したから、少し驚いてました。

私は脳梗塞をしてから、ずっと血をサラサラにする薬を飲んでいるので、血が止まりにくくなっています。

「血が止まるまで、ちょっと強く押さえますね。」とかなり力強く手首を握られてました。


ようやく血が止まり、ガーゼを固定してもらいました。
それからは、酸素マスクが取れて、歯みがきもしてもらい、念願の水分を飲む事が出来ました。
一口ずつ、ゆっくりと、身体中に染み渡る感じでした。


そして、執刀医の天野先生と、若い先生が来て、様子を確認して、これから病棟に戻る事になりました。
私は尿カテーテルがどうしても吐き気がする位に気持ちが悪くて、抜いて欲しいと伝えると、
若い先生が、
「手術後は、尿量も確認していかなくてはならないから……」抜くことは出来ないと言おうとしたんだと思いますが、

そこに、天野先生が、

「いいよ、抜いて。」

と、あっさり言いました。

私は、拒否されても、オムツでもいいと言おうと思っていたから、すんなりと許可されてびっくりしました。

「その代わり、車椅子でトイレに行かないたとだけど、いい?」と天野先生。

「はい、大丈夫です。」この苦しみから抜け出せるなら。

その後、女性看護師さんが身体を拭いて、着替えさせてくれました。
そして、とうとう、尿カテーテルも抜いてもらいました。
尿カテーテルを抜くときが、気持ち悪いと聞いていたので、なるべく、身体の力を抜いて、覚悟をしていました。

「ちょっと気持ち悪い感じしますけど、頑張って下さいね。それじゃあ抜きますよ。」
と看護師さん。

ゆっくり息を吐きながら、身体の力を抜いて、それに合わせるように、

スルスルーと抜けました。

管が抜けた後の開放感、すごく楽になりました。お願い

その後、頭部CTを撮り、病棟に戻る事が出来ました。



今回は、尿カテーテルをすぐに抜いてもらいましたが、術後はそれぞれ症状も個人差があります。術後は、主治医の指示に従い、安静に過ごして下さい。






今日は半夏生メニュー
タコのマリネ

本当は昨日だったけど、富士山山開きの地元料理富士山ひじきとじゃがいもの煮物