浴衣 乱れ 騒ぐ夜

花火 散って 輝く空

がなり ちりり 響き渡る

どくんどくんと 胸踊りゃんせ


燃えて揚がれ 赤ら頬

湯気に混ざる 油の匂い

オーバーヒート 熱い頬に

くらうくらう 華の舞うように


嗚呼月に照らされて

誰も彼も夢心地

嗚呼もう止められない

エンジン全開で踊りあかせ


さあさ らっせえら!手を叩け

祭りの輪が広がってゆく

わっしょい!叫びながら

朝まで高鳴る鼓動

らっせえら!火をかざせ

命讃え合う歓びに

たまらないこの刹那

狂い燃えてゆけ


肩と肩を擦らせて

二人火照りいえつくよな

たぎる瞳の光線が

バチンバチンと浮世に弾け


もひとつ運が翻す

闇が被れ倒れる魔法

焼けた鉄に浮かぶ影の

ドクンドクンと煽る雫


Ahあでやかに揺れて

夜風にさらすたい本

Ah明けはまだ遠く

歯車加速して飲めや歌え


さあさ らっせえら!手を叩け

祭りの輪が広がってゆく

わっしょい!叫びながら

朝まで高鳴る鼓動

らっせえら!火をかざせ

命讃え合う歓びに

たまらないこの刹那

集い戻りぬけ


ソイヤ!ソイヤ!狂乱!狂乱!

エイサ!ホイサ!ホイヤヒバナ!

ソイヤ!セイヤ!狂乱!狂乱!

エイサ!ホイサ!ハーヨイヤッサー!


1つ2つ ほむらの数を

3つ4つ 丑三つの刻

5つ6つ 妖艶歌えば

7つ8つ 鬼も散る


さぁさ雷鳴よ轟け 僕ら宴の屋台骨

今宵は月も美しい雲間に君と向かう

酒もない 止(や)まる祭囃子

赤茶の髪が乱れ舞って

おどりゃんせ おどりゃんせ

とこしえに


らっせぇら 終われない

遥か昇る狼煙のように

僕らは羽燃えて夜空を巡り

強く 熱く 奏でる想い


 らっせえら!手を叩け

祭りの輪が広がってゆく

わっしょい!叫びながら

朝まで高鳴る鼓動

らっせえら!火をかざせ

命讃え合う歓びに

たまらないこの刹那

狂い燃えてゆけ