この本は、家に置いてありました。
明日の記憶 著者:萩原 浩
映画が公開したとき、観たいと思ったのは憶えていますねえ。
でも、スルーしてここまで来てしまいましたw
冒頭は「記憶」についてレクチャーがあります。
僕は、交通事故により「記憶」が弱くなったので、興味津々でした。
「短気記憶」よりも「長期記憶」のほうが守られるってのは、知りませんでした。
逆だと、かなり厳しいのは理解できます。
アルツハイマーを患った主人公。
同世代なんですよね~。
若年性だと、あり得るんですね。
タバコと酒の弊害は、なんだか身につまされるかも。
これまでは「健康」のことなんて、気にしませんでした。
僕は、交通事故によって考え方がガラッと変わったのですが、世代的にも先のことを考え出しますよね。
ちょっと分かるかも。
広告代理店で働いている主人公。
あっさりと書いたなって思いました。
まあ、仕事に焦点は当てないわな。
それよりも主人公が夢中になっている陶芸が、妙に気になってしまいました。
器を作ると人間が出るらしいですわよっ。
体験でも、行ってみようかなw
中盤から、進行性の記憶障害の辛さが、ヒシヒシと伝わってきます。
「恐怖」を実感しました。
自分を保つのに必死になるのは痛いほどわかります。
僕の場合は症状固定なので、進行性の怖さに心が震えました。
また、結婚式で娘を見る心境は、将来の自分を見た気がしました。
そうなるかもしれないと思させられましたね。
涙を堪えるの必死でしたw
自分にとっては、いろいろ考えさせられる小説でした。
映画も、観てみようかな~。