公開当時、映画館で観て強く心を揺さぶられた記憶が残っておりまして。
いつか、DVDがホシイと思っていました。
ブックオフかゲオで見つけて、購入したものの数年、放置していました。
アイ アム サム 監督:ジェシー・ネルソン
観終わりました。
当時、息子は産まれた年でしたが、まだ、娘はいませんでした。
親になって観なおすと、また、違うものがありました。
知的障害者の主人公。
娘が成長していくことにより、パパを追い越していきます。
別ディスクの解説によると「みんな子供が親を追い越していく。障害を持っているなら、少し早いだけ」と言っていて、誰もが通る道なんだな、と思えました。
子供としての戸惑いを、ダコタ ファニングが素晴らしい演技で魅せてくれます。
デビュー作ですよ!
で、また、ショーン・ペンの演技も自然なんです。
知的障がい者が役者として出演しているのですが、一緒に居て違和感ゼロでした。
また、サムが、シングルで娘を育てているっていう設定が上手いですよね。
今、記憶障害を負っている自分としては、また、違う意味を持つ映画となりました。
「障害」を負ったことで、また、いろんな視点で見えるようになりました。
「障害」という器で、人と判断すること。
その人を見る前に「器」しか見ていないんですよね。
それは「役職」や「会社名」で、人を見ているのと同じことなんだと、今の僕は考えるようになりました。
確かに「障害」はそれぞれですし、思うこともあるのは理解できます。
でも、子供の目は、とても素直で娘のルーシーは優しい大人になるような気がしますね。
エリート弁護士のリタを演じる、ミシェル・ファイファーも、ええんですよ。
サムの前で、本音をさらすシーン。
とても強い印象が残りました。
誰もが弱さを抱えているし、心がいつも強い人なんていないですよね。
分かっている人が集まってきて、サムを支える。
そんなラストシーンに勇気を貰いました。
なんで、こんないい映画、今まで放置していたのだ???