NS50Fに乗り換えてから、バイクに乗る事がさらに楽しくなって、いろんな所へ行きました。スクーターの楽さや手軽さももちろん良いんですけど、マニュアルならではの操る楽しさは段違いです。この頃、フルサイズ50(フィフティ)のブームを迎え、ホンダのNS50F、ヤマハのTZR50、スズキのRG50Γ、カワサキのAR50と4大メーカーが揃い踏みとなりました。中でもフルサイズ、フルカウルのTZR50は当時のYZR500を彷彿させるルックスで1番人気。しかも高い(笑)学生の身分で買えるはずもなく…。そこで、高い原付を買うならいっそ中型免許でも…と一念発起。昔から指導が厳しいと評判の拝島教習所へ入所し、卒業後、府中試験場で一度は落ちたものの、2度目で合格。欲しいバイクはなかったものの、お袋の知り合いがバイクを2万で譲ってくれると言うので迷わずゲット。それはかつて「ナナハンキラー」と言われた名車RZ350Rの血を引くRZ250R。2ストパラレルツインのネイキッドモデルです。車体は小さくて軽く、乾いた排気音で煙モクモク、パワーバンドは広く、とても乗りやすいバイクでした。2ストが廃止された今ではプレミアがついてますね。校則で禁止されてましたが、学校近くの友達の家までコッソリバイク通学していて、ある日学校の帰り道で右直事故に遭ってしまい、泣く泣く廃車になってしまいましたがとても良いバイクでした。
次回はRZの事故による示談金で購入したホンダCBR250Rのお話です。
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