楽園

ひさびさの更新です

まだまだ、キューバ情報があるのですが、

キューバは観光に力を入れている国なので、

特に人気のあるリゾート地をご紹介。



Varadero　　バラデロ


ハバナから　地図上の直線距離では　100kmぐらいかな？


バスでの移動時間は、5時間弱ぐらい。（休憩など含め）




もともと、アメリカの富豪が開発したリゾート地らしく、ゴルフ場もあります。


MELIA LAS AMERICAS　に宿泊

ここでは、オール　インクルーシブ　でした。


何を飲んでも食べても、宿泊料に含まれる・・・

酔っ払っても安心ですね～～（笑）



サービスはもちろんのこと

ホテルの内装も、とても興味深いものでした


高級感だけでなく、自然を感じるようにたくさんの植物がディスプレイされていました。





エントランスの広場。

アイアンに大理石でまとめていていますが、

麻やウール、竹等の手工芸ものが、品良く入っていました。




ヨーロッパでもよく見るスタイルですが、どことなく南国らしさを感じます


そして、美しい海！！

これって、メキシコ湾よね？？


カリブ海と言いたいところですが、北側の沿岸なので、多分カリブ海とは呼べないはず　

パイレーツ　オブ　カリビアン　のファンの方、

残念ですが。

同じ海なので・・・ご了承ください　（笑）







もちろん、プールもありますよ　





もっと、滞在したかったのですが、

事情があって、１泊しかできませんでした・・・





そんな、がっかりモードの私。



この楽園を残したくて、

悔し紛れに写真をパシャパシャ



すると、庭師の男の人が

「何を撮影してるの？？」

って、話かけてきたので、



不審に思われたのかと、焦りまして



身振り手振りで、

「ホテルも海も、植物も　とっても素敵。」

って、必死で説明してみました











そしたら、

「これ、君にあげるよ。」

って・・・・・












笑顔と共に、

刈った葉っぱで作った、バッタ？？　の飾りを　プレゼント。


こんな繊細なものを

サラッと　プレゼントされたら・・・・嬉しいですよね




チップが目的なのかも？？と思ったのですが、

「いらないよ！！」の一点張りでした。



彼に失礼なことをしてしまったなあ・・・と反省。






とにかく、美しい海と自然と、

そこで働く人々の意識の高さに　感銘を受けた一日でした

キューバのホテル

医療のお話はまだまだあるのですが、

一旦、小休止ということで、今回は宿泊したホテルのインテリアをちょこっとご紹介




ＯＣＣＩＤＥＮＴＡＬ　ＭＩＲＡＭＡＲ

こちらは　首都ハバナにあるホテル










床材は全てタイルでした。

これからご紹介する他のホテルでも見られた特徴ですが、

キューバではブルーやイエロー系のカラーコーディネートを大変よく目にします。


タイルやアイアンの文化は、スペイン統治時代の名残なのでしょうか？

街を歩いていても、技巧をこらした美しいものがたくさんありました



そして・・・・

こちらのホテルで一番、驚いたのがコチラ　↓







タオルでできたクジャク


バスマットがリボン？？



連泊した際には、このような「おかえりなさいませサービス」が

もしくは「お掃除完了しましたよ」ですかね？


小さくて見えにくいですが、メッセージカードも付いています。

お部屋によって違うようです。白鳥（白いタオル）にブルーのリボンとか。



疲れた気分が吹っ飛ぶようなサービスですね





実際、大人気なく、キャーキャー言いながら写真撮ってました・・・

キューバ医療2

前回、ちらっと書きました「ポリクリニコ」について。



◆ポリクリニコ

　ファミリードクターの上には、産婦人科・小児科・内科を専門の団体があり、ファミリードクターを
手助けする役目がある。

そして、その団体の上にポリクリニコがある。

ポリクリニコは全ての地域にある小さな病院だが、この施設には全ての科と総合的な設備が入っている。

一番近代的な設備が入っているのもポリクリニコである。ここで働いている医師は、常勤の医師かその上施設の各専門医である。

治療だけでなくラボラトリーやリハビリテーション施設も入っている。


　このシステムは、どの地域に住んでいても、近くの病院への通院を可能にするためのものだ。

ファミリードクターの診断で、さらに治療が必要か専門的な治療が必要な患者がポリクリニコに行く。

もちろん、地域医療の本部としての役割もあり、キューバの医療制度では第一段階のケアにあたる。



　
前回の写真の男性【厚生省】　談　↓


　私は以前、外科医だった。数年前、アメリカのボルチモアに招待され、一週間の滞在中にメリーランドの病院(大学病院も)を視察した。

大学病院の5階のICUには、最新の医療設備が揃っていた。

そして、院長にこの病院に充てられている予算を「１年に５０万ドル」と聞いて驚いた。

キューバはとても貧しい国だ。資源も電力も無いので、そんな金額は到底無理である。

医療設備のための予算が無いということは、予防するしかないのである。

キューバの医療制度で最も重要なものが、この予防医療なのだ。


　キューバの医療制度には、①ファミリードクターと看護師　②大きな病院　③医療に関する研究所　がある。

病院はどこの国にもあるが、キューバの医療制度で最も成功した部分は第一段階の部分（ファミリードクター）であろう。






◆各医療施設、医療従事者数


ポリクリニコ　488

ファミリードクター診療所　1万1466　

歯科医院　158

病院　215

産婦人科施設　336

老人医療施設　155

老人通所施設　234

障害者施設　34

血液バンク　26




看護師　10万3014人

医師　7万6506人

ファミリードクター　3万6478人

歯科医　1万2144人

その他の医療技術者　8万7628人




医療従事者の約7割が女性

キューバ人の健康は女性が守っているといえる。







◆母子医療プログラム

・妊娠している女性は、最低でも12回は専門医の診察を受けなくてはならない。

・ファミリードクターは、妊娠している人に必要な検査を全て行う。

　　→　遺伝的な問題があれば、そのための検査も行う。




子供に関する統計

幼児の死亡率は　4.5％　

5歳以下の死亡率は　5.7％　

未熟児　5.4％

病院での出産率　99.9％

母親の死亡率　43人/　10万人

　→　この死亡率はキューバ人にとってもかなり高い割合である。幼児の死亡率と矛盾しているため、

何故このような差があるのか現在厚生省で調査中。

ただし、この死亡率も年々下がってきているのは事実である。



乳幼児の死亡率は先進国同様に低い。

また、日本のように緊急治療が必要な妊婦が、病院をたらい回しにされるようなこともない。




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ここで　興味深いグラフをご紹介。

こちらは、乳幼児に関するものではなく　平均寿命に関するものです。

GAPMINDER　から引用





縦方向が　平均寿命

横方向が　GDP　の高さを表しています。

そして、グラフ上の丸いものが各国の人口を表しています。

円に色がついていますが、これは地域によって分けられています。


例えば、一番大きい赤い円が　中国です。

同じアジア圏の日本も赤色で表示されています。

地域の色分け　↓








それにしても、このGAPMINDERってすごいなあとつくづく思います

なかなか、興味深い情報が載ってますね～

しかも、アニメーションで統計の推移まで見れるなんて、素晴らしい


あ、話がそれましたが

CO2のことやら、HIVに関する統計、災害に関する統計も載っているので、おすすめですよ


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