~高校野球・視点を変えて見てみる~ | トレーナー ”メディカル サカイ” のブログ

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極真空手は何故、”からだに良い”のか!?

スポーツトレーナーで、はりきゅうマッサージ師。

”メディカル サカイ”が その独自の観点で

物事の本質に迫る!

 
 
一つ前の投稿とも関係するのですが
 
高校野球について考えてみます。
 
 
よく、”投げ過ぎ”に関する議論がなされます。
 
「あの選手は高校時代に投げ過ぎたから肩を壊した。」
 
「甲子園での投げ過ぎが野球肘の原因だ。」
 
などというものです。
 
 
私もある意味この指摘は正しいと思います。
 
 
このような議論がなされる状況としては
 
プロ野球選手が肘や肩を傷めた時などがあります。
 
 
”肘や肩は消耗品である”と捉えると
 
高校時代に投げ過ぎた投手がプロに言った場合、
 
肘や肩を傷める確率は高くなるでしょう。
 

一方で、高校時代に”燃え尽きる”という視点から見てみると
 
”後で肩を傷めようが、野球肘で投げられなくなろうが
 
今、目一杯投げたいんだ”という気持ちも分かります。
 
 
かなり多くの高校生は、プロ野球はもちろん、
 
大学野球や社会人野球にも進まないでしょう。
 
 
甲子園を目指す高校野球で”燃え尽きる”ことが
 
大きな目標だと思います。
 
 
そうであれば、かなり無理のあるスケジュールで
 
試合が組まれていても
 
それはそれで成り立つようにも感じられます。
 
 
ただし、そこには
 
”高校時代は投げ切ることが出来る”
 
という条件が付くでしょう。
 
 
私たち”トレーナー”は、その為に存在します。
 
 
今、”燃え尽きる”というのも”青春”。
 
 
今、痛みのある高校生。
 
 
諦めずにしっかりコンディショニングをして
 
高校野球を全うすることを願っております!